仲良くならなきゃね (ページ4)

今日:138 hit、昨日:120 hit、合計:102,915 hit

班決めページ4

︎ ︎

YR「ねぇ、あんたたちどうしたの？ㅎ」

『どうしたって何が』

YR「だって、ヘチャナがAにあんなにべったりし始めたから、なんかあったのかな？ってㅎ」

『あー、別になんも無いけど。なんか、あの人学年のみんなと仲良くないと気に食わないタイプらしいよㅎ』

YR「はい？なんだそれ。ヘチャナも大変ねㅎ」

『いやいや、どっちかと言えば私でしょ？ㅎ』

YR「仲良くしてあげればいいのに〜ㅎ」

『上辺は仲良くするよって言ったよ？』

YR「上辺って、それ仲良くないからㅎ まあ、Aが話す男子なんてジェノくらいだもんね。そりゃ難しいわ」

何が難しいの？よくわかんないけど

とにかく私の方が恐怖を感じてるんだってば

あ、ジェノはね、家が近所で親同士も割と仲良くてさ、よく話したりはするけど

だからといって特別仲良いってわけでもない

YR「あ、てか次の時間林間学校の班決めじゃん」

『あー、ユリと一緒がいいな』

YR「当たり前でしょ！？男女で4人班なんだから私と一緒なんて既に決まってるものだけど？ㅎ」

『あ、好きに選べるの？なんだ、なら安心』

YR「昨日のホームルームで先生が言ってましたけど？ㅎ」

『聞いてなかったですㅎ』

そんな話をしてたらチャイムが鳴って

ユリが自分の席に戻った所で黒板を見ると

「班決め」と上の方に大きく書かれていた

先生の話が終わった後

ユリが前から私のネームプレートも持ってきてくれて

男子をどうするか、なんて周りを見ながら考えようとしたんだけど

YR「どこら辺がお好み？」

『え、別に誰と一緒でもいいよ。ユリいるから』

YR「や〜ん。私感動！んー、じゃあ余った人にする？」

『うん。それでいいんじゃない？』

HC「やー、A俺と組まない気？」

『え、』

YR「ヘチャナたちまだ余ってたの？ㅎ」

HC「全部断ってるんです〜ㅎ だから俺らと組んで。ね？」

突然そんなことを言い出して

しかも他の女子を断ってるなんて言葉の響きが悪すぎる

RJ「俺からもお願い。まじでここが1番楽だからㅎ」

YR「て、言ってますけどAさん？ㅎ」

『私は誰でもいいよ』

HC「てことで決まりね？」

そう言って、ヘチャンは私とユリのネームプレートを奪って

素早く黒板に貼りに行ってしまった

はぁ……。ほんとこの人よくわかんない

︎ ︎ ︎ ︎