電車 ページ27
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制服が、冬服から合服に変わった頃
梅雨の真っ只中で雨でジメジメするなー
なんて思いながら、今日は2本遅い電車に乗って登校した
ホームに降りていつも乗ってる1号車に行こうとしたら
階段を降りてすぐの5号車の所にユリたち6人を見つけた
会うの3週間ぶり？とかだしちょっと気まずくて
さらっと挨拶して1号車に並ぼうか？
て、そんなことを考えて近づいたら
1番初めにジェノに気づかれたから
シーって人差し指を口に当ててユリの肩を叩くと
YR「え！Aだ！久しぶり！やだ嬉しい！」
『ふふ、久しぶり。てかおはよ？ㅎ』
YR「おはよ！今日は遅いの？」
『うん。今日はママに送ってもらったから』
YR「そうなんだね！てか、髪染めたの！？可愛い！」
『ありがとう。ユリは今日も可愛いね』
YR「や〜、A口説かないでㅎ」
『ふふ、ごめんごめんㅎ』
そんな話をしてたら、ヤンヤンから電話がかかって来て
朝から電話とか珍しいなって思いながら出てみると
『どうしたの？』
YY「今日休み？」
『ううん。今から電車乗るけど、なんで？』
YY「学校来たらいなかったから」
『あー、なに、今ぼっちなの？ㅎ』
YY「そうなのー。だから早く来て！」
『はいはい。朝から元気だなㅎ』
YY「あ、あと駅でパン買ったから一緒に食べよ」
『お、ありがとう。ちなみに何パン？』
YY「Aの好きなメロンパン」
『お！ヤンヤンやるね？ㅎ』
と、まあそんな話をして切ったら
「今の誰？」てユリに聞かれた
『ヤンヤンだよ。いつも一緒にいる子』
YR「あ、わかった。あの可愛らしい顔の子だ！」
『そうそう。人懐っこい感じなんだよ』
YR「Aに懐いてるんだね〜ㅎ」
『あー、まあ犬と猫半々みたいな部分はあるかもねㅎ』
そうユリに言うと
「Aが誰かの物になるのも時間の問題か〜」なんて言うから
占い師みたいで笑ってしまった
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年3月13日 3時
