クリスマスパーティー ページ21
︎ ︎
『え、これで足りるの？』
JN「……わかんない」
『だよねㅎ すごい間があったね』
JN「考えたけどわかんなかったからㅎ」
『とりあえずこのくらいにしとく？足りなかったらまた買いに来ればいい？』
JN「それでいいんじゃない？」
今日は、ユリの家でクリスマスパーティーをすることになって
「受験前だけど最後だからやろう！」て
ユリもそうだけど、その彼氏のロンジュナもノリノリで
このカップルってほんと雰囲気柔らかいなー、なんて思った
で、今はジャンケンに負けたから
私とジェノは買い出しに来てるんだけど
『や〜、私がもう1個持つから』
JN「いやこれ重いから俺持つよ」
『これくらい持てるよ？』
JN「じゃあこっち持って」
『また軽いのじゃん。ジェノの腕死んじゃうよ？ㅎ』
JN「大丈夫大丈夫ㅎ」
とまあ、ジェノが重いものばかり持ってくれるから
私はジェノの腕が死なないか心配してるのに
本人はニコニコしてるから、逆に焦るんだけど？
まあ、それでユリの家に荷物を運んで
玄関にドサッと置くと
JM「うわっ、ジェノヤ腕のあと凄いよ」
JN「あー、ほんとだ」
『だから言ったのに。めっちゃ痛いじゃんごめんね？』
そう言って、その真っ赤な腕をさすると
またジェノは「大丈夫なんだけどなㅎ」て笑うから困ったものだ
RJ「あ、ユリお前それ触るなよ？」
YR「なんで？」
RJ「やらかしかねないだろ？」
YR「そんなドジじゃないんだけど？」
『とりあえず、それ私切ってくるからもらうね』
JM「俺も手伝うよ」
『あ、うん。ありがとう』
それで、ジェミナと2人でキッチンに行って
お肉やサラダ類なんかを食べやすくお皿に移したりしてたら
「あのさ、」てジェミナに話しかけられた
『ん？』
JM「自分の友達が、2人して同じ人を好きだった場合、Aならどうする？」
そんな話を投げかけられたけど
私の中には実例がないからなんとも言えないな
『んー、それならしょうがないよね』
JM「しょうがない？」
『うん。外野の言うことには耳を持たないと思うよ』
JM「親友だとしても？」
『うん。それで好きなのやめれるなら、多分それは好き以外の何かだと思う』
そう答えると「なんか、妙に冷静だね」なんて言われてしまった
︎ ︎ ︎
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年3月13日 3時
