仲良くならなきゃね (ページ16)

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目的地につくと、クラスでの観光が始まって

ユリはロンジュナの隣で楽しそうに歩いていた

その2人の後ろ姿をカメラに収めて満足していると

「亀さん行くよー」てジェノに腕を引かれた

え、亀って言った？私そんな遅くないんですけど

『じゃあジェノも亀さんだね』

JN「俺も亀なの？」

『うん。私に合わせてるから速度的には亀だよ』

JN「まあ確かに」

『ありがとね。でも先行ってていいよ？』

JN「それでAが迷子になったらどうするの？」

『あー、ジェノヤ、私の保護者なんだね。ご苦労様ㅎ』

そう言って肩を叩くと

「はぁ……。早く行くよㅎ」てジェノに呆れ笑いをされた

それからフォトスポットでクラス写真を撮って

ここから班行動になるんだけど

ユリとロンジュナは既に疲れてて

日陰のベンチで休憩してる

それにジェノとジェミナも

人が多いと体力吸い取られるタイプだから

この2人も電池切れって感じなんだよね

でも、私ここに来たら絶対食べたいものがあって

場所は把握してるから、この間に行ってきてもいいだろうか

『あのさ、ちょっと行きたい所あるんだけど行ってきてもいい？』

YR「一緒に行くよ？」

『ううん。この後また歩くからちゃんと休んでて？場所は覚えてるから行ってこれるし』

HC「え、1人で行く気なの？俺も行くよ」

『疲れてない？大丈夫？』

HC「うん。全然大丈夫」

『じゃあ、ドンヒョクと行ってくるから、あの売店でアイスでも食べて待ってて』

YR「わかった！行ってらっしゃい〜」

『行ってきます』

なんか、私だけの用事なのに

ドンヒョクについてきてもらって、何だか申し訳ないな

そう思ってたら、「今からどこ行くの？」て

なんかワクワクしたテンションで聞かれたから

そんな申し訳なさも吹っ飛んでしまった

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