仲良くならなきゃね (ページ15)

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修学旅行ページ15

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あっという間に時は過ぎ3年生になると

何となく一緒に居るようになったドンヒョクとロンジュナとジェノとジェミナ

それからユリとは同じクラスになったけど

ミンジュとはまた離れてしまってちょっとだけ気分が下がった

あ、あとね

春休みからロンジュナとユリが付き合い始めたらしい

まあ、何となくこうなるのは予想してたし

全然驚きはしなかったけど

こうなると、修学旅行の班も結局

去年の林間学校同様、強制的に彼らと一緒になり

6人班で行動することになってしまった

行先まで5時間なのに

ロンジュナとユリは酔う人用の席だから

今回もまたドンヒョクと座ることになったけど

前回よりはまあ、気まずくはなかったけどね

HC「A、眠いの？」

『んー、うん』

HC「ふっ、めっちゃ眠そうㅎ」

『ドンヒョク眠くないの？』

HC「まあ、ちょっと眠いかな」

そう言うと、ドンヒョクは私の頭を自分の肩にゆっくりと置いて

「寝ちゃいな」て言ってくれたからそのまま寝ることにした

で、次に起こされたのはサービスエリアについた時で

「トイレ行こう」てドンヒョクが私が寝ぼけてる中手を引いてくれてたんだけど

寝ぼけてるから横にいたユリにめっちゃ「可愛い〜」てうちゅうちゅされた

結構羞恥心凄かったよ、うん

HC「あと3時間だって」

『まだまだだね』

HC「んね」

『てか寝れた？ごめんね寝れなかったでしょ』

HC「色んな意味でな」

『ん？』

HC「いや、なんでもない」

そう言うと、次はドンヒョクが私の肩で寝始めた

やっぱり眠かったよね

だから、何も言わずに寝かせてあげてしばらく経った頃

もぞもぞと少し動いたと思ったら

近くにあった私の手を見つけると

探していた物を見つけたみたいにギュッて握られて

そのまままた動かなくなった

え、なになに

もしかしていつも誰かと一緒に寝てるの？

それなら、なんか、うん………

でも、私自身、何故複雑な気持ちになるのかがわかってないから、考えるのはやめた

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