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あれから暇ができれば、ジャニ経由でドンヒョクの色んなことを聞いたり
好きな食べ物を聞いたら、それをジャニに渡してもらったりしてたんだけど
ドンヒョクは例えるならクラスの中の陽キャ？
そんな立ち位置で、いつも周りに人が居たから近づけなくて
たまにすれ違ったり、タイミング良く隙ができた時は
直接行って「ご飯もお菓子もいっぱい食べてね」て食べ物を渡してた
そして今日も空く時間はないだろうと見込んで
ジャニに近づいて「これドンヒョクに渡しといて」て
直ぐに練習室から出ようと思ったんだけど
JY「あ、ちょっと待って」
『え、うん』
JY「ドンヒョク〜！」
『え、え、わざわざ呼ばなくていいよ』
HC「あの、いつもありがとうございます」
『ううん。全然』
HC「ちょっと時間ありますか？」
『え、うん。あるよ？』
HC「お話したくて」
そう言うドンヒョクはいつも見てる雰囲気とは違くて
なんか、大人びた感じだったから少し背筋を伸ばした
それで、練習室のすみで2人で座って
何言われるんだろうって、割と本気で緊張してた
HC「あの、Aさん、いつも俺に食べ物くれるじゃないですか」
『うん。もしかして、迷惑だったり……』
HC「いや、それはないです。いつもありがたいですし、嬉しいです」
『そっか、良かった！』
HC「その、俺、Aさんのことよく知らないから、何か返したくても、何あげればいいか分からなくて」
『え、私に？いやいやそんなの大丈夫だよ？私好きでやってるだけだしㅎ』
HC「いや、でも俺だけ貰ってばっかで」
『そんなの気にしないでよ〜。私はドンヒョクと仲良くなりたいだけだからさ』
HC「じゃあ、なんで俺じゃなくてジャニヒョンに渡すんですか？」
『おお、痛い所をついてくるねㅎんー、ドンヒョクの周りには沢山の人がいるから、あんまり近づけないっていうか。だからジャニに渡してもらってるの』
HC「じゃあ、これからは俺と仲良くなりたいなら、ちゃんと俺に話しかけてください」
そう言うドンヒョクは、少し意地悪そうな顔をしてたから
この子こんな顔もするんだって、その表情にまた驚かされた
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年1月8日 0時
