Then I'll cast a spell.Ⅱ【ハリポタ妄想会】 (ページ10)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,385 hit

未来ページ10

「就職…かぁ…皆はどこで働きたいの？」

唐突にイオリが呟いた言葉、それに皆が一斉に振り向いた

「私はヴァージル先輩の所で働かせてもらうことになってるの！」

「先輩！？いいの？ジュリアセクハラされるけど…」

「でもイオリとアグダ先輩が守ってくれるでしょ？」

ジュリアはイオリの腕に抱きつきながら笑顔で言った

「よーし！任せとけ！…リリーは？」

「まだ決めてないわ、こういうの決めるのって難しいわよねぇ…」

リリーは先程先生に配られたパンフレットを見ながら唸っている

「僕も決めてないな、何て言うか自分の将来のビジョンってあんまり想像出来ないんだよね」

「確かにそうだよな、ところで言い出しっぺのイオリはどうなんだ？」

シリウスはパンフレットをひょいとイオリの方へ放り投げて、「ナイスキャッチ」と下手な口笛を吹いた

「私……か」

イオリはキャッチしたパンフレットを適当に開くとそこへ興味を持ったらしく、無言で眺めた

「うーん…そうだな、こういうのも悪くないかも！」

イオリはくるりと半回転して皆の方へ向き、後ろ歩きになると微笑んでパンフレットを見せた

そのページは………

「ホグワーツの先生ってどうかな？」