Seasons ー第4章ー

Dreamer 乙 #17 ページ12

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Dreamer 乙 #17



【ゲスト並び順 樹・健太・雪・翔平】



隼「今回は本当に歌いたいパフォーマーオーディションに参加した三人と企画を振り返るって話なんですけど、雪永さんはどうしました？この企画出てないですよね？」


雪「いやっ、あのですね。この企画は私も本気で応援してたので一緒に振り返りたいなと思いまして」


陣「この企画が決まったときに雪が俺らに宣言したんすよ。健太を応援するから他のメンバーのことは応援せえへんって。ごめんねって先に謝ってきて」


隼「なんなの、そんな感じなの？ビジネスとして付き合ってるとかではないの？」


樹「いや、ここはガチですね。雪がとにかく健太さんのこと大好きなんで」


雪「ちょっ、いっちゃん余計なこと言わないでよ」


隼「GENEって雪永さんと全く接点ないから全然わかんないのよ。付き合ってる雰囲気もないじゃん、こうやって並んでてもさ」


陣「まだ仕事中は二人ともちゃんとしてんねん。仕事終わりに三人で飯行って、俺がちょっと席外して戻って来たら完全に二人の世界に入ってて。あのときはほんまに見てられへんかった」



苦笑いの健太と両手で真っ赤な顔を隠す雪永。



翔平「たまに普通に健太さんの服とか来てくるんすよ、雪が。そういう時に恋人なんだなって気付かされますね」


隼「……健太さんはさっきからずっと黙ってますけど、雪永さんとのエピソードとかちょっと話してもらってもいいですか？」


健太「え？あーー、そうっすね。今日この収録日がクリスマスじゃないですか？それで、雪がクリスマスケーキを2つ食べたいって言うんで予約しましたね」


陣「っ、なんやねん。そのエピソードは。誰がそんなん聞いて得するねん。他になんかあるやろ。雪は？」


雪「えっと、今日は私が彼をコーディネートしました。クリスマスだしカッコよくしたいなって」


隼「うーーわっ、俺耐えらんないわ。そんな感じなんすね、二人は。もうこれ以上は聞きません。VTR見ます」




一次審査のVTRを観終えて…涙目の雪永。



陣「VTR観て涙目になったらあかんって」


雪「だって、みんなよかったんですもん」





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