６話 ページ7
阿部side
向井「阿部ちゃん、それ何ー？！」
休憩中の部屋に戻ると、一目散に康二が紙袋に噛みついてきた。
『んー？チョコレート。』
と、チョコレートという単語を強調して言うと
え！？…と、照も食いついた(笑)
岩本「え！？これ、古川さんの所のやつじゃん！えっ！」
『ふふ〜ん(笑)』
紙袋には、思いっきり"Dolce"と古川の店の名前が表記してある。
これは、言わないほうがいいのかな。
古川はサプライズで…って言ってたもんね。
岩本「え？！なんで！？阿部が持ってきたの？！」
『んーん。』
岩本「え？じゃあ、なんで？」
『それは内緒っ(笑)』
えー、みたいな顔をされてちょっと拗ねちゃったけど、これは古川の為。うん。
他のメンバーも集まってきて、みんなでチョコを食べた。
岩本「…ん？これ新作？」
『どれ？んー、マロン？』
岩本「…確かに、マロン味だ。ん〜！(笑)うっま、」
ねぇねぇ、と隣りに居たふっかに肩を叩かれる
深澤「このチョコレートって、阿部ちゃんと照が最近行ってる所？」
『そうそう！俺の大学の同級生が経営しててさ』
佐久間「へぇー！クオリティ高！！」
ラウール「え？東京でお店やってるのに、なんでここにあるの？ここ福岡だよね？」
やばい。感が鋭いラウールに痛いところを突かれた。
阿部「あー、差し入れで？」
ラウール「……ふーん。」
必死にごまかしたけど、照にさえバレなければいいから。
別に後でラウールに聞かれてもなんとかなる。
チョコは9人でぺろりだった。
ありがとう、古川。
・
古川side
昨日の夜、阿部からみんな美味しそうに食べてたよ！と、連絡が来た。
そして、ライブ当日。
初参戦で分からないことばかりだったけど、奈々に色々教えてもらった。
服は新調した、からし色のニットと緑のワイドパンツ。
奈々のアドバイスを受けたあと、私は髪色を明るくして、少し切った。
髪の毛を結んで、黄色のシュシュを付ける。
黄色のネイル、からし色のニット、黄色のシュシュ。
完全に、岩本担の状況だ。
貰ったチケットは夜公演。
昼間はずーっと、YouTubeを見てた。
やっぱり岩本さん、スイーツ食べると幼くなる…?(笑)
可愛いなぁ、なんて思いながら午前中を過ごした。
何やかんや、公演の時間が近づいてきてホテルから会場へ向かった。
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アキネコ。(プロフ) - ハナさん» ありがとうございます！修正いたしました！コメントありがとうございます💦これからもよろしくお願いします🙇 (12月15日 18時) (
レス) id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - こんにちは！コメント失礼します！もしかするとなんですが「定員」ではなく、「店員」かと…思われます💦 (12月15日 17時) (レス) @page6 id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキネコ | 作成日時：2023年12月9日 19時
