episode 185 昔話ってホラー要素多いよね。 ページ37
ゾロの挑発に乗っかったサンジも結局参加し、ルフィ、ウソップ、チョッパーも更にはしゃぐはしゃぐ。麦藁一味の男性陣は一体どこからそんなに走り回る体力が涌き出てくるのか、誠に不思議でたまらない。
(あ、ナミ達2階で観戦してる。)
加えてロビンとフランキーも2階に避難している。水鉄砲を回避するには賢い場所であろう。
『(私も避難しよう。)......ぶっ、』
パラソルの下から出た瞬間、目の前に水飛沫が飛び散る。せっかく着替えた白シャツも上の方はびしょ濡れ、しかも日光ですぐに温まりけっして心地よくは無い。
「なははっ、ごめんA！」
『......よし、この際だ。私も参加してやろう。』
「おっ、来い来い！受けてたつぞ。」
『そうかそうか、では遠慮無くいかせて頂こう。』
そう言って気持ちの良い笑顔で彼女が取り出したのは、水鉄砲では無く、
杖。
「「「え、」」」
『これは余談だけども、私は水を扱う魔法がそこそこ得意でね。さァ諸君"遊ぼう"じゃないか！』
「いやいやいやそれ明らかに殺しにかかって」
『アグアメンティ！！』
ウソップの突っ込み空しく、Aの無双状態にサニー号一帯に本気の悲鳴が響いたとさ。
「つ、疲れた...！」
昼間の運動の反動が夜になってのしかかり、寝袋の上でぐでーっとのびるチョッパー。
今夜は真夏の定番ということで、外に寝袋を敷いて皆で怪談話でもしようというフランキーの提案が採用され今に至る。
「アウ、今日の昼間は容赦無かったなァ。Aの目があれだけ爛々と光ってるのは初めて見たぜ。」
「お前結構楽しんでたよな」
『うん。』
半目になりながら昼間の事を思い出すゾロ。彼女の杖から繰り出されるものは、水鉄砲なんて生易しいものでは無かった。当たると傷こそつかぬものの割と冗談抜きで痛いのである。
「さて、怪談話だが...トップバッターは誰にするか。因みに俺は"怪談を聞くと震えが止まらない病"だからスルーしてくれ。」
それ怖ェだけだろうが、とウソップが皆から突っ込まれると、最初に手を上げたのはブルックだった。
「はいはーい、トップバッターをつとめさせて頂きます。怪談話って良いですよね〜盛り上りますよね〜。私がそもそも怪談みたいな存在ですが。」
「「『確かに。』」」
ブルックの自分への突っ込みに皆がひとしきり笑うと、彼は神妙な面持ちで話を始めた。
「あれは、そう...
昨日のことです。」
『最近かよ』
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ねんねこ - 主人公が最初に行ったところは、「妖精の尻尾」…？ (1月4日 23時) (
レス) @page2 id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 休暇を求める者さん» はい！まさにその通りですね！では、休暇を求める者様は私から見て、先輩ですね！なんて憧れる先輩何でしょうか………！！ (2016年12月26日 22時) (レス) id: a4dea3cde0 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 休暇を求める者さん» もー、憧れマス！読みやすい文だし、飽きないし、！絵なんかペン入れ丁寧すぎますよ〜… (2016年12月26日 21時) (レス) id: 7e8a9f0932 (このIDを非表示/違反報告)
休暇を求める者(プロフ) - しずくさん» おお、こちらでもΣ(ﾟωﾟ)ありがとうございます(*^^*) (2016年12月26日 21時) (レス) id: dfb8f9f852 (このIDを非表示/違反報告)
休暇を求める者(プロフ) - ゆうさん» ぬおお、ありがとうございます(´；ω；`)お、怒られとるんかい！(◎-◎;)それは中々大変ですね、ゆうさんのお役に立てていればとっても嬉しいです。受験生ということは中3かな？懐かしいですね〜、私は二年前だあ( ﾟ∀ﾟ) (2016年12月26日 21時) (レス) id: dfb8f9f852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：休暇を求める者
| 作成日時：2016年10月29日 17時
