episode 152 ようこそ強者の世界へ ページ4
「...もう、一週間も経ったか？」
生い茂る草木をかき分け、息を切らしながら進む。なんとなく呟いてみるが、返事は何処からも聞こえず独り言となった。
木々の間から青空が見え、それを目標にさらに進む。やっとこさ森を抜けた青年に冷たい風が吹き抜け、彼の麦わら帽子を揺らした。
「早く、あいつらを捜さねェと。」
一方。桜が咲き乱れる浮島では、一人の男が天高く叫んでいた。
「ナミすわァァァァン！！ロビンちゅわァァァァン！！あとA！あいつ落ちる時居なかったぞ何処行きやがった畜生！！」
「馬鹿、声がでかい！！化物達に気づかれんだろうが！！.........ピャッ、」
極力声を出さずにサンジへ注意するが、ウソップの警戒空しく頭上には、
木の枝から彼らを見おろす多足の巨大虎が。
「あ"あ"あ"あ"あ"死ぬ！！これが続いて一週間とか冗談抜きでそろそろ死ぬ！！」
「るっせェ！！良いから走れ、ウソップ！！」
彼等が虎に追われている島から数�厠イ譴進未良眦隋∋或佑録緤佞琉篝廚鯤發い討い拭�
「あれ、何でしょう今の音。」
微かな音を感じ取ったブルックは、歩みを止め首を傾げる。
「知るかよ、今はそれどころじゃねェだろ。」
「.........あ、」
フランキーは興味を示さず進むが、どこか引っ掛かったブルックは後ろを振り返ってみる。次第に迫り来る音の正体に、彼は驚きのあまり顎を外した。
「あ、ああああああああああ！？」
ブルックの悲鳴を聞いたロビンとフランキーが、何事かと後ろを振り返る。彼らに迫り来るは、
蟻(アリ)。
なんだ、ただの蟻か。と普通は思うだろう。しかし、地面がびっしり彼等色に染まっている光景を目の当たりにして、そんな悠長な事は考えられないだろう。
「イヤーッ！！やめて、来ないで下さ」
蟻、骨の下を華麗に通過(スルー)。
「あれっ」
「チッ、狙いはこっち(生物)かよ！」
未知の土地故に未知数の敵。対抗すべくフランキーは、自身の手首に仕込まれた銃砲を用意する。が、ロビンの一言にそれはお陀仏となった。
「貴方、燃料切れじゃなかったの。」
そうでした。
突如、フランキー達の傍らで爆発のような水音が響く。今度は何だと上を向くと、巨大な鮫がこちらを睨んでいた。
それを見た蟻達は何を思ったか、空高く飛ぶ。
蟻達が通った後には、見るも無惨に食い尽くされた、鮫の亡骸だけが降ってきた。
episode 153 取り扱い注意→←episode 151 異端の臭いがした。
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ねんねこ - 主人公が最初に行ったところは、「妖精の尻尾」…？ (1月4日 23時) (
レス) @page2 id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 休暇を求める者さん» はい！まさにその通りですね！では、休暇を求める者様は私から見て、先輩ですね！なんて憧れる先輩何でしょうか………！！ (2016年12月26日 22時) (レス) id: a4dea3cde0 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 休暇を求める者さん» もー、憧れマス！読みやすい文だし、飽きないし、！絵なんかペン入れ丁寧すぎますよ〜… (2016年12月26日 21時) (レス) id: 7e8a9f0932 (このIDを非表示/違反報告)
休暇を求める者(プロフ) - しずくさん» おお、こちらでもΣ(ﾟωﾟ)ありがとうございます(*^^*) (2016年12月26日 21時) (レス) id: dfb8f9f852 (このIDを非表示/違反報告)
休暇を求める者(プロフ) - ゆうさん» ぬおお、ありがとうございます(´；ω；`)お、怒られとるんかい！(◎-◎;)それは中々大変ですね、ゆうさんのお役に立てていればとっても嬉しいです。受験生ということは中3かな？懐かしいですね〜、私は二年前だあ( ﾟ∀ﾟ) (2016年12月26日 21時) (レス) id: dfb8f9f852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：休暇を求める者
| 作成日時：2016年10月29日 17時
