9/10+ ページ19
『あれま、どーしたの』
向井「サプラーイズ!」
道枝「なんか、すみません、笑」
『んーん、大歓迎だよ』
康二とタコパの約束をしていた日曜日
出迎えてみれば天使がくっ付いてきた
道枝「康二くん!タコ大きいって!笑」
向井「これくらいがうまいねん!」
『康二ビールで良い?私レモンサ…』
あ
『ごめん、気使えなくて、』
道枝「え、いや俺もう二十歳ですよ?」
『え?嘘!』
道枝「先月ですけどね、笑」
『…時が経つのは早いもんだ』
向井「笑笑」
彼の記憶は、あの時で止まったまま
可愛い天使のままだと思っていたのに
『大人になったんだね』
道枝「もう子供じゃないんで」
そう言って私を横目で見る彼に少しドキッとしながらも
『なら何か飲む?度数低いの』
向井「みっちー弱そうやし、ほろ酔いくらいにしとき」
『そんなみっちーも可愛いぞ』
私と康二の言葉に少しぷくっとした彼
道枝「絶対追いつきます…」
向井「酒は飲まへん方がえぇけどな笑」
『それは本当にそう』
とか言いながらもついつい飲んでしまうのがアルコールで
向井「俺はなぁ、SnowMan入れて幸せでぇ、なにわ男子には何で俺の名前が、!」
『もー、酔いすぎ、そろそろ帰りなさい』
向井「みっちー、タクシー呼んで〜」
『後輩に何させてんのよ、』
道枝「あの、!」
『ん?』
道枝「…もう少し、付き合ってくれません、?」
『え?…良いけど、』
道枝「康二くんタクシーに詰めてきますね」
…飲み足りなかったのかな、?
案外、強いのかな、?
『ごめん、うちのメンバーが。ありがと』
道枝「いえ、あの…」
『…ちょっと度数強いの飲んでみる?笑』
道枝「はい、!」
可愛い
…でも、やっぱり、そうだよね
『ぽやぽやしてるぅ…可愛い…』
道枝「ぇ…?」
案の定と言うべきか
完全に泥酔状態の子犬
『酔っちゃったね、もう終わりね』
道枝「…ん、まだ」
彼の酒を回収しようとした私の手と
それを止めようとした彼の手が重なった
『あ、ちょ……んっ、』
道枝「…ふふ」
酒を奪い取って一気に流し込んだかと思えば
そのままキス
…そういうタイプね
『もー……ぉお?!』
え…?
道枝「…俺、酔ってるけど、酔ってへん」
860人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まーー | 作成日時:2023年11月29日 1時