・ ページ15
それからは
高地「うわ、このエビ美味しい〜」
『女子アナか』
阿部「さっくさくよ、この天ぷら」
『女子アナか』
ご飯を食べて、お酒も飲んで、
阿部「部屋風呂入って良い？」
『ど〜ぞ〜』
阿部ちゃんがお風呂に入ってるので高地と2人
それなりに飲んだから…
『こ〜〜〜〜〜ちぃ〜〜』
高地「うっわ、でたよ、酔っ払い」
『私って、ひどい女？？』
高地「うん」
『即答かよっ！笑』
高地「ひどいよ…俺の大事なメンバー、どーしてくれんの
さ」
『…ごめんねぇ、ひどいよねぇ、』
高地「ま、俺はあいつらが羨ましいけど」
『なんで、？』
高地「1人の女をこんな一途に愛せんだから、すげーだろ」
『ほんとね、こんな女のどこが良いのか、笑』
高地「知らね笑」
『ひっど〜笑』
これだから高地は良い
気を抜いて話ができる
だからかな
涙がでるのは
『…今の私、ひどい顔してるよね、』
高地「…。」
『悔しいなぁ…』
誰のことも、結局は綺麗に愛することはできなかった
傷つけて、利用して、ボロボロで、
自分ってこんなひどい人間だったんだ
悔しい、こんなはずじゃなかったのに
高地「確かに、ボロボロのひっどい顔してるよ」
『…笑笑』
高地「でも、Aはそのままで綺麗だよ」
『高地…』
高地「泣いてたって、そうやって悔しがってたって、どんなAだって、そのままで綺麗だよ」
何よ
柄にもないこと言って
高地「…だから、頑張れ」
『…うん』
高地「俺は、みんなが笑っててくれたら嬉しいから」
ありがとう
阿部「え？これで寝るの？」
『何か問題でも？』
高地「枕投げしたいんだって、笑」
阿部「に、しても、敷布団で川の字かよ」
『修学旅行みたいじゃん！』
高地「諦めよう、阿部ちゃん」
『おらぁ！！』
高地「あぶな！おいこら！笑」
『きゃーー！！笑』
阿部「子供やん…」
『阿部ちゃん、阿部ちゃん、寝た、？』
阿部「起きてるよ」
『高地寝ちゃった』
阿部「Aは？寝れない？」
『うん…笑』
阿部「…こっちおいで」
『お邪魔しま〜す笑」
やっぱり、人の体温って良いな
阿部「…ねぇ、A」
『ん？』
阿部「…佐久間となら、きっと、もっと先にいくんだよね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 860人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まーー | 作成日時：2023年11月29日 1時
