SnowManの紅一点として 2 (ページ13)

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恒久ページ13

『…ねぇ』

何？

好きだよ？

　『話したい事があるから、』

俺はないなぁ

　『ねぇ北斗？離して、？』

松村「このままでも話せるじゃん」

　『そうだけど…』

松村「やだやだやだ、やーだ」

話ってどうせ山田くんが好きって話でしょ？

そんなのどうでも良いし

　『北斗、ごめんね、利用するだけ利用して、』

松村「…ゃめて」

　『え？』

松村「俺で、終わりにして、？」

　『北斗、？』

そう

俺で

松村「佐久間くんも…樹も…山田くんも」

　『…！！』

松村「Aが知らないだけで、気づいてないだけで、もっともっといるんだよ」

だから、さ

松村「これ以上、傷つく人を増やさないで…」

そう言って、震えながら泣けば

Aは俺の元にくるから

　『…そっかぁ〜、そうだよねぇ〜、笑』

松村「A、？」

　『佐久間のこと利用して、北斗のことも利用して、自分だけ幸せになれないこと、分かってたのに、笑』

そうだよ、幸せになっちゃだめだよ

　『…もう戻れないんだなぁ』

松村「…俺が、ずっと側にいるよ」

一緒に

堕ちるとこまで堕ちよう？

そしたら何も怖くないから

　『…私なんかと一緒にいてくれるの、？笑』

松村「…一緒に死のうか？笑」

これで俺のもの

任務完了、かな？

って思ったのに

　『私、愛さなきゃいけない人がいるの』

松村「…は、？」

　『傷つけた分、愛さなきゃいけないの』

松村「そんなの、本当の愛じゃないよ、」

俺は、本物だよ

誰だよ、ねぇ、

どうせ佐久間くんでしょ？？

邪魔しないでよ

Aの前から消えてよ、、

　『ごめんね、綺麗に愛せなくて…』

違う

違う

違う

綺麗な愛なんかいらない

必要ない

だって俺の愛も綺麗じゃないから

純粋で綺麗な愛を向けられたら俺が苦しくなる

だからこそ、今のAからの愛が欲しい

傷つけて、傷ついて、汚れて、ボロボロになって

そんなAの愛が俺は欲しい

松村「…ねぇ、やめて、終わらせないよ、？」

　『…ごめんね』

一度は手に入ったのに

何で…俺の中にいれば良いのに…

松村「…俺は、樹みたいにはなれない」

　『…北斗』

松村「あんな愛し方できない、！！」

…やだよ

諦めないよ

絶対に

終わらせないから