兄ちゃんだから《YELLOW》 ページ44
※ ノンリアル ちょっと重めかもです
設定 main 優吾(兄)
sub 北斗・樹・ジェシー(弟)、 大我・慎太郎(友人)
大我side
俺の親友 、�眞詫ジ磴話�よりも家族想いだ 。
高校の時 、両親を事故で亡くしたアイツらの兄として精一杯今を生きてる 。
行きたかった大学を諦めて 、仕事を始めた 。
毎朝早くから遅くまで 、働いてるのが今のこーち 。
今日は久し振りに 、こーちが早く仕事を切り上げられるらしくて 、
高校卒業以来レベルでこーちと慎太郎 、そして俺の3人で集まって飯に行くことにした 。
偶に連絡は取り合ってたものの、会うのはほんとに数年振り 。
慎太郎にはよく会ってたんだけど 、
やっぱりこーちは忙しいみたいで 。
慎太郎 「 久しぶりーー！ きょも ！」
「 いや 、ちょっと前会ったろ(笑)」
慎太郎「 そうだっけ？(笑) こーちはほんとに久しぶりに会えるね 、」
「 そうだな 」
なんて思ってると 、こちらに向かってくる男性が
「 おーい ！！ 」なんて明るい声 。
一瞬誰かわからなかったけど 、間違いなくこーちで 。
茶色になった髪とか 、スーツ姿とかそんなのはどうだって良くて、
何より痩せた身体と刻み込まれた目の下のクマが 、いやってほど目に入って
優吾「 久しぶりだね 、大我も慎太郎も ！ 」
「 そ 、だね 」
慎太郎もそのこーちの姿にびっくりしてて 、
とりあえず飯に行くことにした 。
＿＿＿＿＿ ..
焼肉に来たはいいけど 、箸が進んでるのは俺と慎太郎だけで 、こーちはあんまり食おうとしなかった 。
「 こーち 、食わねえの？ 」
とゆっくり聞いたら 、
優吾 「 へ？ あぁ 、食べる食べる (笑)」
なんて言いながらも 、肉に手をつけなくて 、
慎太郎は我慢できなくなったのか、
慎太郎「 ねえこーち 、お前 、休んでんの 、」
ととうとう聞いちゃって 。
そんな質問も自然にかわす 。
優吾「 最近新しいプロジェクト任せれて 、あんまり眠れてないだけだよ ！！ すごくない ？？兄ちゃんだからさ 、アイツらにちょっとくらいいいもん買ってやりてえし！ 」
なんて 、明るく言うこーち 。
無理してる笑顔にしか見えないの 。
「 兄ちゃんだから 」
って魔法の呪文に囚われて 、ない？
.
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作者名：夕日 | 作成日時：2022年3月9日 21時
