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樹side
パッと次に目覚めた時は 、真っ白な天井 ..
ではなく 、慎太郎の顔面だった 。
流石のデカすぎる慎太郎の顔にビビったのも束の間 ..
起き上がろうと来たらベットに逆戻り 、朝と同じだった 。
北斗「 樹くんコラコラ 、アンタは寝ときなさい 」
と母親口調の北斗 。
「 えっとおれ .. 倒れました ? 」
とぐるぐる回る視界に耐えられなくて目を瞑ったまま尋ねる 。
大我「 倒れましたよ見事に 」
ジェシー「 びっくりしたんだからあ .. 」
優吾 「 ジェシーの声凄かったよね(笑) 」
なんて体調不良者の前で笑うコイツらは変わらない 。
慎太郎「 じゅりぃ 、 今日ごめんね .. 俺が 、」
笑い合う中一人申し訳なさそうにする慎太郎も変わらない 。
「 慎太郎は悪くないよ 、現に遅刻したことに違いはないし .. 」
北斗「 そうそう 、慎太郎は悪くない !! 朝から体調悪かったことを言わなかった樹の責任 」
「 ねえ北斗 、 ひどい .. 」
ジェシー「 でもホントにそうだよ !! 大我が気づいてなかったら俺らアタフタしちゃってもう .. 」
なんだよ 、きょも気付いてたんだ 。
「 へへ .. ゴメンね 、みんな 」
優吾「 ゴメンねじゃないでしょ ? 」
「 .. ありがとう 」
大我「 樹はもうちょっと俺らのこと頼ってよね ーー ? 」
「 考えとく (笑)」
目を瞑ったままだからみんなの顔は見てなかったけど 、声だけであったかかったよ 。
少しずつお前らに頼ってけたら 、イイかな 。
_____ ..
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作者名:夕日 | 作成日時:2022年3月9日 21時