. ページ11
慎太郎 side
嫌な予感が当たってしまった 。
しかもエレベーターの中 。
ああ 、ダメ .. そう思ったら呼吸が乱れて 。
どうしようも無くなった 。
ジェシーが居る 、バレちゃダメだ ..
そう思って極力端で蹲って呼吸を整えようとした 。
でも思っていた以上に電気の復旧が遅くて
整えようにも余計に乱れる呼吸 。
「 っはぁ 、ひっ .. はぁ 、」
お願い 、早く戻って 。
そう思った時だった 。
誰かの手が俺の背中に触れた 。
あったかくて大きな手が 。
「 っひっ 、はぁ、ふっ 、はっ .. ひゅっ 、」
呼吸はいつになっても整わないのに 、
ジェシー「 慎太郎 、大丈夫だよ 」
そうやって俺の背中に手を置いて声をかけてくれるジェシー 。
「 っはぁ 、ひっ 、ぅ .. はぁはぁっ 、」
苦しくて苦しくて 、
ジェシー「 慎太郎 、吸っちゃダメ .. ゆっくり息吐いて ? 」
「 っはぁ 、ふぅっ 、ひゅっ .. ひっ、」
どうしても呼吸が変になる 。怖い 。
そんな時 、やっと電気が戻った 。
ジェシーの顔が見えた時の安心感 。
だんだん 、呼吸も落ち着いた 。
「 っはぁ 、 」
でも俺 、ジェシーの安心感デカすぎてその後ぶっ倒れちゃったんだよ 。
.
411人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夕日 | 作成日時:2022年3月9日 21時