求め合い。19 ページ20
学校に行く前になんとか昨日の彼の印を隠そうとしたけど首筋は隠せなくて、
諦めて、普段開けてる第2ボタンまでしめた。
学校に着くと詳しく説明していなかったからか、
私の元には6人が来て屋上に行く事になった。
勇太「A、昨日はどうだったの?」
廉「…………許嫁の話しやったんか?」
やっぱり廉は勘づいているみたいで、すぐにバレた。
紫耀「ぬれおかきうまいしの〜」←
話を聞いていないのか、空気を読めてないのか、どちらかというと後者だろうけど、
_しの〜を語尾に付ける事にハマっている紫耀はお構いなしにぬれおかきを食べている。
「うん、許嫁の話だった。
…昨日会ってきたよ。」
この6人にはいつか言わなくちゃいけない、
そう思っていたから。
海斗「…そっかあ、Aの許嫁は決まっちゃったんだね。」
そう、私達7人は95%許嫁で結婚が決まる。
だからかな、私の相手が廉だっていうのに希望を持っていたのは。
優太「…許嫁はっ、この6人の中の誰かなの?」
私は首を横に振った。
「違うかった。
6人の誰かならよかったのになあ…。」
玄樹「Aはその人で決めたの…?」
6人は優しくて、誰かっていう個人名は聞き出さない。
「ううん、まだだよ。
1つだけ言っておくね、私好きな人がいるの。
だから、そう簡単には決めらんないの。」
廉「…………」
廉が無言で立ち上がりドアに向いて歩き始めた。
私の横を通り過ぎる時、他の5人には見えないように私に渡してきた紙。
そしてそのまま廉は屋上から出て行った。
"昼休み、保健室。
…お前が欲しい。"
と書かれた紙を残して。
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深紅ティアラ - 更新頑張って下さい! (2019年2月11日 11時) (レス) id: 2a69e5e52f (このIDを非表示/違反報告)
詩。-uta-(プロフ) - あいさん» うわあああああああありがとうございます(;;)亀更新になりますが少しずつ頑張ります!! (2019年1月13日 18時) (レス) id: 70f4cee6d4 (このIDを非表示/違反報告)
あい - お話とても好きです。更新楽しみにしています! (2019年1月13日 6時) (レス) id: 400535e30c (このIDを非表示/違反報告)
みさりん - キュンキュンを超えて、ズッキュンズッキュンします!更新頑張ってください! (2017年1月8日 0時) (レス) id: 05a8af2ae1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがーみる - ハラハラドキドキですっ 更新頑張ってください!! (2016年4月28日 6時) (レス) id: 1ec36ef236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しぃ | 作成日時:2016年3月30日 1時