求め合い。２４ ページ25
次の日、あの保健室には2人ではなく7人でいて。
7人で保健室に来るのは何時ぶりだろうかと考えていた。
今回の目的はピアスを開けることで、
神に影響された紫耀と優太
廉に影響された私、
そしてそんな3人に影響されて玄樹も海人も開ける決意をした。
両耳に1つずつ開いていた廉は
『お揃いしか付けたくない』
ということで片耳は閉じるらしい。
だから私も片耳だけ開けることにした。
保健室の中で広いのはベットが4つ隣接されているベットルームで、
いつも使っている1番右側のベットではなく
左側のベットに7人で腰掛けていた。
氷水で耳たぶの感覚がなくなるまで冷やしていて
「廉、感覚無くなったよ」
そう言うと「ここ来て」と言うように足を広げて腰掛けている廉の方へ向かう。
廉の足の間に膝立ちをしギュッと目を瞑る私は意外と怖いと感じていて少し震えているのが自分でもわかる。
そんな私に廉は
「俺の服掴んどき、で目瞑ってゆっくり深呼吸して」
言われた通りに深呼吸をすると不思議にも落ち着いてきて、
「…いくで、」
ﾊﾟﾁﾝｯ
目をゆっくり開けると、
「開いたで…、この間あげたピアス持っとる??」
冷やしていたからか、廉がいたからか、廉が開けてくれたからか思ったよりも痛くは無くて
私は赤のラインストーンのピアスを渡した。
「このピアスがファースピアスやな、Aおめでとう」
微笑みながら言ってくれる廉に
「このピアス一生大事な物だね、ありがとう」
微笑み返すと周りで見てた皆が私達を見ていたことに気付いた。
優太「なんか2人の雰囲気エ ロいね、、
しかもピアスお揃い??」
言わなくちゃいけない、私達のこと
「俺ら、昨日から付き合ってる。
Aには許嫁がおるし俺にもいずれ許嫁が決まる。
けど本気で好きやから。
堂々と付き合っていきたいと思ってる。」
廉が本気で皆に伝えてくれてることが凄く嬉しくて、
でも、皆には反対されると思ってた。
玄樹「僕はいいと思うよ。
でも思ってる以上にしんどくなるとは思う。」
勇太「まあ、俺等が出来ることならするからさ。
頼ってよ、大事な仲間だから。」
いい仲間に出会えて良かった
6人に出会えて良かった
改めてそう思えた日だった
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深紅ティアラ - 更新頑張って下さい! (2019年2月11日 11時) (
レス) id: 2a69e5e52f (このIDを非表示/違反報告)
詩。-uta-(プロフ) - あいさん» うわあああああああありがとうございます(；；)亀更新になりますが少しずつ頑張ります!! (2019年1月13日 18時) (レス) id: 70f4cee6d4 (このIDを非表示/違反報告)
あい - お話とても好きです。更新楽しみにしています！ (2019年1月13日 6時) (レス) id: 400535e30c (このIDを非表示/違反報告)
みさりん - キュンキュンを超えて、ズッキュンズッキュンします！更新頑張ってください！ (2017年1月8日 0時) (レス) id: 05a8af2ae1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがーみる - ハラハラドキドキですっ 更新頑張ってください!! (2016年4月28日 6時) (レス) id: 1ec36ef236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ | 作成日時：2016年3月30日 1時
