作戦会議 ページ25
あたしはこれまでの出来事を全て話した
オール「そうか…事務所の人達はこの事を知ってるのかい？」
『ほとんどの人達は知りません。でも、事務所の人間のほとんどが方針が変わったことで反発をしていて、仕事をもらえなくなったり、最悪リストラされている人もいます。だから怖くて誰も行動ができないんです。
オール「んー、その社長は事務所の株をどれだけ持っているんだい？」
『42%ぐらいだと思います』
オール「あと58%を集めるのは大変そうだね…」
『社長が新しく連れてきた社員が完全に取り仕切ってる感じで、あたし達のグールプのマネージャーも変えられました』
オール「主導権は完全に社長側って感じなんだね。ヴィラン側との繋がりがあるのも気になるし…
よし！」
『何かいい案、浮かびました？』
オール「いや、浮かばない！」
『えー…』
オール「でも君には同じ気持ちの人が沢山入りことはわかった。それは強みだ。きっと行動を起こせば協力してくれるだろう。」
『…あ！』
オール「思いついたか！」
『はい！でも、みんながリスクを負う可能性があります…えっと、
…どうですか？』
オール「やってみる価値はあると思う」
『持ってる全てのものを使ってでも成功させてみせます』
オール「困ったことがあったらまた言ってね。いくらでも私は君に力を貸すよ」
あたしは今まで何を我慢してたんだ
『ありがとう、ございます…！』
溢れ出てくる涙は今までの涙じゃない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『今日はありがとうございました』
オール「わざわざ降りて見送りしてくれなくても良かったのに」
『いえいえ、それにちょっとすることもあったので』
オール「？」
『それじゃあ、おきおつけて〜』
さぁ…作戦決行
『出てきてもらってもいいですか？パパラッチさん』
パパラッチ「…ありゃ、今日もか〜。君にはすぐにバレちゃうね。」
『あの人はあたしの“家族”みたいな人ですから何にもないですよ』
パパラッチ「えー、せっかくいい記事が書けると思ったのになぁ。“世界的アイドル、年上男性と大人の1歩を踏み出したか？！”って」
『キモいんでやめてもらっていいですか？(ニコッ』
パパラッチ「ウッ…シビれるねぇ」
『もっといい記事、あたしが書かせてあげます。だから協力者になってくれませんか？』
パパラッチ「フッ…面白そうだね。のった」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 89人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梨菜(プロフ) - コメントありがとうございます（泣）！今、夏休みの宿題に追われてまして…頑張ります！ (2018年8月20日 16時) (
レス) id: b47de58dc9 (このIDを非表示/違反報告)
竹ちゃん - 初コメ失礼します！早く続きが見たいです！更新待ってます！ (2018年8月20日 13時) (レス) id: f53a47f0ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梨菜 | 作成日時：2018年8月7日 18時
