ここにいてもいいんでしょうか？？ PART2【浅沼晋太郎】

第76話 ページ33

『はぁ…コレで何作ろっかなぁ…』

浅沼「おーい、そこの主婦の方〜、速水さんからのプレゼントもう一つあるから戻ってきて〜」

『あ、そうだったそうだった』





プレゼントほっぽってメニュー考え出すところだったわ




『もう一つは…』

浅沼「お財布だね。女子高生使ってそう」

『このブランド知ってる！結構可愛い系のとこだ…えっ、わざわざ買いに行ってくださったのかな…想像するだけで可愛いんだけど。ネットだとしても検索してる姿がすでに尊い…』





本当にありがとうございます…
永久保存しておきたい所ですが、大事に、大事に！使わせていただこうと思います





浅沼「お次は？」

『コレで』

浅沼「お、マサミからのだ」

『マサミさん、ありがとうございます…』




さぁ、なーんだ




『わぁ、Di○rのリップだ〜。女子力ぅ』




私いっつもメイクするときはち○れとか安いやつなんだけど
こんな私ごときが○iorさんなんて使っていいんですかね？




浅沼「今度つけてみたら？」

『うん。10年くらいかけて大事に使う』

浅沼「いやいや！」




まだ結構あんな…
こんなにプレゼントもらったの初めてだし、すべて高そう…いや高い
大人の財力というものを感じるよ





『ん？これ…』

浅沼「あーそれは確か神尾くんだった気がする」





なんかメッセージカードついてる…








“Aちゃん、誕生日おめでとう。スタッフさんに入手してもらいました。ゆうちゃんのお墨付きです。ぜひ使ってね”








『あ、察し』

浅沼「？」

『ふふふっ、いつ使おっかなぁ…』

浅沼「怖い怖い怖い…ハッ！まさか、お茶！？」

『そのとーり！！！』

浅沼「この前のヒプマイのやつで洗礼受けたってぇ！」

『だーめ』

浅沼「グッ…可愛いから許す」




.




.




『ハァ…プレゼントの開封に1時間かけるとか初めてなんだけど』




開封し終えたのは、駒田さんと神尾さん、お母さん、壮馬さん、速水さん、マサミさん
あとは帆世さんからのお菓子、木村さんからのCD、江口さんからのおすすめレトルトカレー、山下さんからの肉クッションなどなど…
それとお父さんの論文見たいな長い長いお手紙ね





残るはあと二つ
一つ目はすごく薄い
おそらく何かのチケットだと思われる
二つ目は小さめの箱





どっちから開けるかなぁ…





『んー、じゃあ箱から』

浅沼「お、やっと俺のだ〜。開けて開けて！」

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