第2話 ページ4
？「紅茶とコーヒー、どっちがいいですか？」
『じゃあ、紅茶で』
先生の部屋を出たあと、監督さんにリビングらしきところに連れてこられた
？「どうぞ」
『ありがとうござます』
？「すみません、今お茶菓子を切らしていまして…」
『いえ、お気持ちだけで十分です』
？「あ、自己紹介してませんでしたね！私、立花いづみといいます。MANKAIカンパニーの主宰兼総監督をやっています」
『お若いのにすごいですね』
立花「いえいえそんな…」
1年前だったかな、劇団の監督にスカウトされて入団したって言っていたけど、この人があの先生をスカウトしたのか…
なかなかの心の持ち主だな、立花さんって
立花「佐々木さんはいつから誉さんの担当さんなんですか？」
『2年ほど前からですかね』
立花「じゃあ私たちより付き合い長いですね！」
『そう、ですね…』
立花「いやぁ、誉さんって本当に詩人なんですね〜。今までファンの人とかに遭遇したりはあったんですけど、いまいち確信が持てなくて」
『まぁ、先生から言われるとあまり説得力がないですからね』
立花「だからさっき佐々木さんが来た時も頭が追いつかなくて…」
『あー…』
だから返事が遅かったのね
『あ、そういえば忘れてました』
立花「？」
『これ、よろしければどうぞ』
立花「マシュマロですか！」
『はい、先生がよく大量に購入していたので、誰か好きな方がいらっしゃるのではと思いまして』
？「マシュマロ…」
『！？』
び、びっくりした…
いつの間にこの人背後に
立花「密さん！お客さんが驚いてるでしょ！」
御影「ごめんなさい…」
立花「いえ…あの、マシュマロ欲しいんですか？」
御影「(コクリ」
立花「紹介しますね。こちらはうちの劇団員の御影密さんです！誉さんと相部屋なんですよ」
『存じ上げてます。以前先生と同じ舞台に立ってらっしゃったのを拝見しました』
立花「公演、観に来てくださってたんですね！」
御影「先生？」
『ご挨拶が遅れて申し訳ありません。私、有栖川誉の担当編集の佐々木Aと申します』
御影「アリスの担当編集？？本当だったんだ…」
この劇団の人、本当に先生が人気詩人って信じてないんだ…
To be continued…
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みたらし団子(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！！続きが気になります！ (3月8日 23時) (
レス) @page14 id: 390c7dc3db (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 続きずっと待ってます！気が向いたら書いて欲しいです^^ (2022年8月27日 7時) (レス) @page14 id: 9b9f0146ff (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年6月7日 16時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨菜 | 作成日時：2019年6月7日 12時
