たとえあなたが…【茅ヶ崎至】 (ページ7)

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Review.46 ページ7

『ん…』

なんだか懐かしい感触がする…
私どうなったんだっけ…？

茅ヶ崎「起きたね、眠り姫」

『…』

茅ヶ崎「あの、そろそろ出勤の準備しなきゃいけないんだけど…」

『ごめんなさいっ！』

起きたら至の顔がドアップ
飛び起きたよね

え、えぇぇ…
至の膝で寝てたの？
どうやってそうなった？

茅ヶ崎「Aってお酒飲めないんだね。あんなに酒飲みメニューが好きなのに」

あぁ、私酒飲んじまったのか…
やらかしたぁ…

茅ヶ崎「Aが酔ったから歓迎会は途中で終わったよ」

『本当にすみませんでした…』

茅ヶ崎「どこまで記憶ある？」

『椋くんの話ぐらい？かな』

茅ヶ崎「俺がトイレ行くちょっと前までかよ」

『すみません…』

茅ヶ崎「ハァ…」

『痛っ…！』

茅ヶ崎「今日はデコピンで許してやる。気をつけろよ」

『…はい』

茅ヶ崎「で、ちょっと部屋から出てくれる？」

『？』

茅ヶ崎「俺着替えたいから。それとも見たい？(ニヤ」

『っ！…で、出る！出るからちょっと待って！』

私は自分の服をとってそそくさと退散した

『あ、そうだ。今日休みじゃん』

やったぁぁー！！！！！

今日は一日寮でダラダラしとこー
あ、もし今までの公演のビデオあったら見せてもらいたいなぁ

そんなことを思いながら更衣室に向かった

ガチャ…

立花「あ！おはようございます！」

『おはよ～いづみちゃん！』

朝の支度中のいづみちゃんがいた

『昨日は歓迎会開いてもらったのに、途中で酔って終わらせてしまってごめんなさい…』

立花「いえ！もともとお仕事帰りで疲れていたんですし。それに、みんな楽しんでましたから！」

天使…癒し…

『ちょっと着替えさせてもらうね～』

立花「はい！」

お風呂は…あんま汗かいてないしいっか

.

.

よし、着替えオッケー！
そういえばメイクしたまんまだ
どこにも出かけるつもりないしスッピンでいてもいっか

『いづみちゃん、メイク落とし借りてもいい？』

立花「はい、どうぞ！」

『ありがと！やっぱ敬語はなかなか抜けないね』

立花「あっ…すみません…」

『ううん、ゆっくりでいいよ。ゆっくりお友達になりましょ！』

立花「…」

『…？』

立花「は、は、はいぃ…(Aさんとお友達…！！！)」

To be continued…