たとえあなたが…【茅ヶ崎至】 (ページ21)

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Review.60 ページ21

まためんどくさいことになりそうな予感…

そっと入るより、堂々としてた方がいいよね

『入りまーす…って、いないし！緊張した意味よ』

まぁ、結果オーライ

変装といっても…やっぱ男装かな？

『あれ、胸押さえつけないといけないから苦しいんだよなぁ』

しゃーないか…

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よし！これで多分バレない

『やばっ、もう時間！』

急がないとっ…！

ガチャ…

茅ヶ崎「っ…」

『あっ…』

摂津「ん？あんた誰だよ」

茅ヶ崎「A…」

摂津「えっ、Aちゃん？」

なんて悪いタイミングで帰ってくるかねぇ…！

摂津「よくわかったっすね」

茅ヶ崎「好きな人ならどんな格好してたってわかる。それより…」

『ヒッ…』

至はズンズンと私の方に近づいてきて、肩をガシッと掴んだ

茅ヶ崎「○っぱいどこやった？！？！」

『は？』

茅ヶ崎「あんな良いものを持ってるのに押さえつけるなん…ブッ！」

平手打ち～

『ほんっと貴方って残念イケメンですねっ！』

茅ヶ崎「あっ、イケメンとは思ってるんだ」

『まったくタイプじゃないですけどね！私これから、紬さん(・・・)と出かけるんで、失礼します！』

あいつ、6年経ってさらに頭可笑しくなったのか？！

摂津「至さん…さすがにさっきのは引きました…」

茅ヶ崎「黙れ」

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『紬さん！遅れてすみません…って、丞さんと誉さんと密さん？』

月岡「っ！一瞬誰かと思ったよ！」

有栖川「完璧な変装だね」

高遠「ちゃんと見ないと誰かわかんないな」

『至さんにはすぐバレましたけど…』

御影「さすが」

月岡「ねぇAちゃん。この3人も一緒じゃダメかな？」

『全然いいんですよ！人数多い方が楽しいですし』

月岡「良かった。実はもうすぐ東さんの誕生日でね。カフェに行くついでにプレゼントを一緒に探そうと思って」

『そうなんですか！じゃあ私も何か用意しないと』

有栖川「あと密君のマシュマロを買い足さなくては」

御影「変な味は嫌だ」

東さん何が好きかな？

To be continued…