忘れられない、あなたのこと…【茅ヶ崎至】 (ページ15)

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Review.13 ページ15

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天馬とAが仲いいのは知ってたけど、まさか監督と会ってるとか…
めんどくさいことにならなきゃいいけど

立花「映画出演？！」

皆木「映画？」

瑠璃川「ポンコツ役者にでもオファーがきたんじゃない？」

伏見「でもそれだったら天馬の事務所に来るだろ」

立花「はい…はい…本人に変わりますね。…あの、至さん」

茅ヶ崎「俺？」

立花「…はい」

茅ヶ崎「マジか」

茅ヶ崎「お電話変わりました、茅ヶ崎至です」

［棚田「どうもどうも！私、株式会社KATURAの棚田と申します。早速ですが、茅ヶ崎さんに冬公開予定の映画に出演していただきたいんですが…」］

茅ヶ崎「映画出演ですか…すみませんが、私は普段サラリーマンなんで仕事もありますし、劇団の方もあるので」

ゲームの時間減るしね
てか、なんで俺なんかに？

［棚田「そこをなんとか！」］

茅ヶ崎「うーん、困りましたね。それじゃあ一旦お話をする機会を設けましょう」

［棚田「ほんとですか？！」］

茅ヶ崎「平日は出勤しているので、19時には確実に帰っていると思います」

［棚田「では明日はどうでしょう？そちらの監督さんもご一緒に」］

茅ヶ崎「少し確認しますね」

茅ヶ崎「監督、明日の19時に話し合いしてもいい？」

立花「はい、私は大丈夫です」

茅ヶ崎「大丈夫なそうなんで、明日19時にお待ちしています」

［棚田「ありがとうございます！それでは明日！失礼します」］

ハァ…

立花「引き受けるんですか？」

茅ヶ崎「いや。会って話して、丁重にお断りする」

皇「どこの会社からだったんだ？」

茅ヶ崎「株式会社KATURAって言ってたよ」

皇「KATURA？！大手じゃないか！」

立花「そうなの？」

皇「主に映画と舞台の制作をしている会社だ。その会社の代表、桂秀作監督が作品を作れば必ずヒットする」

皆木「至さん、そんなところから依頼されるなんてすごいっすね！」

なんか今日は、精神ダメージ多い気がするんだけどね…気のせい？

To be continued…