呑まれる前に《呪術廻戦》

五条side39 ページ41

放課後、真希とパンダ、棘の3人を教室に呼び出した
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五条「で、恵と野薔薇も来たの？」



真希「これから多く関わって行くんだからいいだろーが」



五条「それもそっか」



恵「要件は何ですか？」



五条「Aの事だ」
Aの名前を出すと急に真剣な雰囲気になる.......いやぁ愛されてるなぁ



五条「Aは呪力を多く使った後、必ずと言っていい程眠りにつく」



真希「呪力の使いすぎって本人が言ってたけど....」



五条「僕も最初はそう思ってたんだよね、だけどそれが違うとしたら？」



五条「彼女は眠りについた後時々、性格が変わる」



恵「そうなんですか？」



パンダ「まぁ言われてみたら....そんなに気にした事なかったなぁ...」



棘「しゃけ」



真希「言われてみたら前言ってた事とか覚えてなかったり、出来なくなってたりしてたな」


真希「それなのに次はコロッと出来るようにもなってた」



五条「そう、そこ」



五条「おかしいだろ？急に会話が成立しなくなったり、前出来てた事が出来なくなったと思ったら急にできるようになって、さらに上を行くんだ」



野薔薇「言われてみればおかしな話ね」




真希「結局何が言いたい？」



五条「これは僕の中の仮説のすぎないけどAは」









五条「多重人格者じゃないの？」

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