呑まれる前に《呪術廻戦》

乙骨side27 ページ29

もう一度立ち上がり構える


なるべく素早く間合いに入り込み刀を振ろうとするが
急に呪うを込めたせいで刀が折れてしまった



夏油「ダメじゃないか、急にそんな呪力を込めちゃ...器が持たない、悟に教わらなかったかい？」



夏油「呪いは少しずつ_________」
僕は話を聞かずに顔を容赦なく殴る



夏油「...........やるじゃないか」



乙骨「分かんないよ！！高専以外の術師は知らないし！！オマエが正しいかどうかなんて僕には分からない！！！！」



乙骨「でも僕が！みんなの友達でいるために！僕が！僕を！生きていいって思えるように！！」



乙骨「オマエを殺さなきゃいけないんだ！！」



夏油「自己中心だね.....だが自己肯定か、生きていくうえで必要な事だろう」



夏油「ならばこちらも君を全霊で殺す
　 質も量も容赦はしない」



夏油「知ってるかい？特級を冠する人間は４人、呪いだと16体存在する。これはそのうちの一つだ」



夏油「特級仮想怨霊(とっきゅうかそうおんりょう)化身玉藻前(けしんたまものまえ)、さらに私が所持している4461体の呪いを一つにして君にぶつける」



夏油「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ) 極の番 うずまき」



夏油「乙骨、君が折本里香を使いこなす前に殺しにきて本当に良かった」


僕はそっと後ろを振り返り怨霊の里香を抱きしめた

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