#１８４ -REO side‐ ページ37
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世間では、表舞台に出ない俺らは「解散したのではないか？」と噂になっている。
… そう簡単に辞めてたまるか。
今はただの充電期間。
これからが俺らの晴れ舞台なんだから。
亜嵐くんもこの半年で随分と曲を作り貯めていて、オーディションで発表した時の曲を合わせると両手では数えきれないぐらいの数になっていた。
ここの黒い長髪を一つに束ねてる強面の所長曰く、作戦があるらしい。
隼「てかさ、練習だけはしとけって言われたけど、なんか待ってるわけ？」
「知らねぇけど、なんか企んでる感じはあるけど」
亜「そのことなんだけどねぇ … なんとなく俺分かっちゃったんだよねぇ」
隼と2人で亜嵐くんの方へ振り向き、「なに？」と声を合わせる。
亜「ボーカル、入れようとしてんだと思う」
「は？このタイミングで？」
亜「逆に移籍して一発目に出すこのタイミングならって感じ」
隼「ボーカルって、誰を？」
そして、亜嵐が俺の方を見てニヤつく。
はいはい、わかってますよ。
亜嵐くんのお気に入りで、俺らの思う通りに歌ってくれる人物なんて1人しかいない。
でも …
「それだけはダメだから」
隼「えーっ、まだ何にも言ってないって！」
「言わなくても視線と表情で伝わってくるっての」
ギャーギャー騒ぐ2人を置いて、1人アンプにギターを繋いで準備完了。
「アイツは … ��AGEHA�瓩離棔璽�ルだから」
今でもそれは変わることはない。
�牴鮖境瓩靴燭錣韻任呂覆い�ら。
亜「でもさ、お前ここに居るし、長身イケメン彼氏は留学中でしょ？実質活動してないじゃん」
「それでもダメなもんはダメ」
壁一面に張られた鏡の前に立ち、��PIERROT�瓩領�ち位置に場所に立つ。
「このセンターに、アイツは似合わないよ」
ステージ上での楽しそうに舞うAの姿。
目を瞑れば、いくらでも浮かんでくるその姿。
ポケットに入っていたスマホの画面は、後ろ姿で並んで撮った4人の写真。
俺から離れたのに。
今でもこんなに愛しくてたまんない。
亜「 … まぁ、モヤモヤした気持ちはこれで吹き飛ばしますか」
いつの間にか亜嵐くんもベースをアンプに繋いでいて、低い重低音が身体に響く。
隼「おっ、やりますか？」
隼をドラムセットに座り、スティックをくるくる回す。
「 … お前ら、最高かよ」
．
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あ - 誤字多すぎなんだけど萎えるわ (2019年11月10日 16時) (
レス) id: 75e9093654 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - okppp212さん» コメントありがとうございます！そうなんです、あの漫画モチーフで書かせて頂いております！大好きなんですよね...あのバンドが... (2019年10月16日 21時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
okppp212(プロフ) - やっぱり好きな漫画のやつだ！ってこの章で発覚して楽しみで読ませていただいてます！がんばってください！ (2019年10月16日 21時) (レス) id: fb074e63b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年9月11日 14時
