#１８２ ページ35
．
『3人が居なきゃ、私歌えない … 』
私は、��AGEHA�瓩離蝓璽澄七鵐棔璽�ル&ベース。
彼らの音がなくちゃ、歌うことはできない。
いや、�牴里い燭�ても�甓里┐覆ぁ�
北「まだ … 声出ないんですか … 」
『うん … 』
4人がバラバラになってから、何度も歌おうとした。
私にはこれしかないから。
オーディションの後、何社が私をスカウトしてくれて審査にだって行った。
でも、全く声がでなかったの。
まるで、喉を締め付けられているかの様な感覚に襲われて。
リサさんはストレスや環境の変化のせいだった言ってくれてるけど、それって実質自分の気持ちに持ちようってことでしょ？
メンタルの弱さが、ここにきてまた現れた。
『怖いの … ステージに立つのが … 』
両手で腕を寄せて、顔を下げる。
『あの4人だったから、歌うことができたんだよ … 私は … 』
掛ける言葉がないのか、2人は黙ったまま私の肩に手を置く。
『ごめんね … 期待に応えることができなくて … 』
学校の中では、私は今でも歌姫として認知されている。
新しく入ってきた後輩も、私のことをほとんど認知していて怖い。
3年生になってからひっきりなしに告白とかされたて。
その理由は決まって「先輩の歌が好きです」と決まり文句。
私は、みんなの思ってるような歌姫じゃない。
弱くて、脆くて。
誰かに期待されることが怖くて、逃げて …
『最低じゃん、私 … 』
そんな私のことを、待っててくれる人がいる。
決して強要はせず、手を差し出してくれる大切な後輩たち。
『2人は、こんな私に呆れないの？』
そんな質問をしたことがあった。
それに対して2人が笑ってこう答えてくれた。
北「確かにAさんの歌が聞けないのは残念だけど、俺たちは好きなのは��Aさん�瓩任垢�ら」
壱「今ここにいるAさんのことが好きで、ここにいるんです」
この時だけは、2人の前で嗚咽して泣いた。
弱い自分を見せても、決して2人は私を裏切らない。
これが嬉しくてたまらなった。
今、唯一身近で弱音を吐けるのが2人の前なんだ。
強い私を捨てて、弱いままの私でいられる場所。
『ありがとう、2人共』
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あ - 誤字多すぎなんだけど萎えるわ (2019年11月10日 16時) (
レス) id: 75e9093654 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - okppp212さん» コメントありがとうございます！そうなんです、あの漫画モチーフで書かせて頂いております！大好きなんですよね...あのバンドが... (2019年10月16日 21時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
okppp212(プロフ) - やっぱり好きな漫画のやつだ！ってこの章で発覚して楽しみで読ませていただいてます！がんばってください！ (2019年10月16日 21時) (レス) id: fb074e63b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年9月11日 14時
