#１６５ -REO side- ページ18
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当初の予定では、PIERROTのライブは最初の1曲だけと書いてあった。
でも、「どうせ事務所辞めるならかましてやろう」って亜嵐くんの提案に俺らの二言返事で乗った。
ここ最近スランプに入ってた亜嵐くん。
でも、AGEHAに出会ってからの筆の進み具合ときたら過去一だった。
次々と曲をかき上げていく亜嵐くんについて行く俺らも必死で、俺はAGEHAの合宿中もこっそり練習するしか方法がなかった。
そして、今。
事務所のお偉いさんたちが苦虫を噛み潰したような顔で俺らのことを見ているのが、たまらなく気持ちいい。
ざまーみろ、お前らの思惑通りにはいかせねぇよ。
舞台袖にAの姿が見えて、より一層気持ちが入る。
俺の音はどう？
お前の好きな��PIERROT�瓩砲覆譴討襪�？
ミニアルバムでも作れるぐらいの新曲を披露して、会場の盛り上がりは最高潮。
ﾌｰﾙ「俺らのどんな形でこれから活動していくのかはまだわからないけど … 今まで通りついてきてくれますか？」
亜嵐くんの問いに、会場は声を合わせて気分のいい返事をしてくれた。
ﾌｰﾙ「こんなことで��PIERROT�瓩肋辰┐燭蠅靴覆ぁ２兇蕕里海箸魑瓩瓩討�れる人がいる限り、俺らのはステージに立ち続けますっ！！」
亜嵐の言葉に、俺と隼も楽器で答える。
この快感を味わってしまったら、簡単には抜け出すことはできない。
いつまでの追及を続けて、ここに俺らは戻ってくる。
それが、この世界なんだ。
ステージからはけると、真っ先にAが駆け寄ってきて何か言いたそうな顔で見上げてくる。
「どう？俺らのステージ間近で見て」
『 … あの、上手く言えないんだけど … すごかった』
彼女は目をキラキラさせていて、音楽を初めた頃の自分の姿を思い出す。
――――――――――「すっげーカッコよかった！！」
確かにあの時も俺も、気持ちをどう表現していいのかわからなくて簡単な言葉で感想を言ったんだっけ？
あの時があったから、今こうして仲間を好きな音楽ができている …
「 … Aもこの世界にこい」
無責任なことを言ったと思う。
この言葉で、Aの運命を変えてしまうかもしてないのに。
でもそんなこと気にすることはなかったんだと、のちに思い返すことになる。
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あ - 誤字多すぎなんだけど萎えるわ (2019年11月10日 16時) (
レス) id: 75e9093654 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - okppp212さん» コメントありがとうございます！そうなんです、あの漫画モチーフで書かせて頂いております！大好きなんですよね...あのバンドが... (2019年10月16日 21時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
okppp212(プロフ) - やっぱり好きな漫画のやつだ！ってこの章で発覚して楽しみで読ませていただいてます！がんばってください！ (2019年10月16日 21時) (レス) id: fb074e63b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年9月11日 14時
