#１６８ ページ21
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司会「さぁ、ここからが大本命っ！！総合順位の発表になりますっ！！」
溢れ出る涙を拭い、気持ちを切り替えて涼太くんに支えられながら正面を見据える。
泣いても笑っても、これで決まる。
司会「それでは … っと、少々お待ちくださいっ」
突然司会者がスタッフに何耳打ちされて、目を丸くしている。
何か、予感がする …
涼太くんの手をぎゅっと握ると、彼も手に力を込めてきて。
顔を見上げれば険しい顔の涼太くんがそこに居て、玲於はキョロキョロとスタッフの方を見渡して「まさか … 」と呟いた。
司会「こ、ここで急遽お知らせがあります … っ」
司会者も状況を飲み込めていないのか、あたふたしている。
会場にも不穏な空気が流れ始め、一部このことを知らないスタッフもいるらしい。
亜嵐と隼も、玲於と同じことを感じ取ったのかスタッフに焦った様子で何か確認してる。
やだ、やめて …
司会「えぇ … ここで��AGEHA�瓩涼ν遒�決定いたしました」
嫌だ、聞きたくない。
認めたくない。
膝から崩れ落ち、どうしようもないもの感情が涙となって流れてく。
涼「A … っ」
龍「おい、大丈夫か … っ！」
両手で顔を覆い、呼吸も上手くできなくて浅い呼吸しかできない。
『や、だ … っ』
涼「Aっ！！」
『終わり、たくな … っ』
――――――――――ドサッ
そこで、意識は途切れてしまった。
遠きの方で私の名前を呼ぶ涼太くんと龍友くんの声。
倒れる時見えた玲於の表情は、今までに見たこともないぐらい怒りとやるせなさに満ちていて怖かった。
4人で作ってきたものが、一瞬にして崩れ落ちた。
ねぇ、��AGEHA�瓩呂海譴�らどうなるの … ？
私たちがやってきたことが無駄だったってこと？
どうして、こうなったの？
重くなる身体。
それでも、最後まで涙が頬を流れてく感覚はあった。
医務室で目を覚ました時、真っ先に飛び込んできたのは涼太くんの泣きそうな顔。
涼「よかった … っ！！」
『りょう、た … く』
彼の名前を呼ぶと、苦しいぐらい強い力でベッドに横たわる私を抱き締めてくれた。
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あ - 誤字多すぎなんだけど萎えるわ (2019年11月10日 16時) (
レス) id: 75e9093654 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - okppp212さん» コメントありがとうございます！そうなんです、あの漫画モチーフで書かせて頂いております！大好きなんですよね...あのバンドが... (2019年10月16日 21時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
okppp212(プロフ) - やっぱり好きな漫画のやつだ！ってこの章で発覚して楽しみで読ませていただいてます！がんばってください！ (2019年10月16日 21時) (レス) id: fb074e63b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年9月11日 14時
