#１４６ ページ48
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車を走らせて日付が変わる頃に着いたのは、海を見えるテラスがあるコテージ。
涼太くん曰く、�猖佑留�れ家�瓩蕕靴ぁ�
部屋の中は綺麗になっていて、たまに直己さんが掃除をしてくれてるんだと教えてくれた。
「両親はここのこと知らないから」
『そう、なんですか … 』
直己さんは私の荷物を運んでくれたと思ったら、居なくなっていた。
ということは、ここに完全2人きり。
緊張しないわけがない。
ドキドキとワクワクと、緊張感と。
いきなりすぎて訳が分からなくなってきた。
そんな私のことなんかつゆ知らず、涼太くんはおもむろにシャツを脱ぎ始めた。
『ちょ、ちょｙっと！？』
目のやり場に困って目を伏せ、手で顔を覆う。
「え、なに？」
『何じゃなくて！！なんでいきなり脱ぐんですか！？』
「だって、さっき走ったから汗だくで … 」
ここでやっと私の心情に気付いてくれた涼太くんがニヤついた顔で距離を詰めてきた。
「もしかしてぇ … ちょっと変なこととか考えてる？」
『か、考えてないですから！！』
いや、ガッツリ考えてる。
年頃の男女が一つ屋根の下、しかも恋人同士になったばっかりの私たち。
まだ高校生だけど、そりゃ周りの子からちょこちょことそういう話だって聞くし …
指の間からチラッと涼太くんの方を覗くと、白い肌をした上裸の彼の姿。
直視なんてできるわけない！！
「ふふっ、可愛い」
『か、からかわないでくださ … 、っ！』
彼に背を向けようとした時、白い腕が伸びてきて私のことを後ろから抱き締める涼太くん。
もう私のドキドキはピークに達して、その音が涼太くんにも聞こえてしまっていた。
「緊張してる … 」
『は、離して … っ』
「やーだ」
更に彼は私の顎に手を添え、顔を後ろから覗かせるようにしてキスをしてきた。
ホントにズルい。
私が大人しく彼を受け入れるやり方を、もう理解している。
「この先、興味ある … ？」
言葉にするのが恥ずかしくて、静かに頷く私。
もしかして、このまま私涼太くんと …
「 … 冗談っ」
『は、はい … ？』
「こういうことは、もっと大人になってからね」
今度は軽く頬にキスをして、涼太くんは「お風呂入ってくる」とバスルームへ行ってしまった。
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夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！！これからもちょこちょこと頑張ります！ (2019年9月10日 7時) (
レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新頑張ってください！続きがある気になります！ (2019年9月9日 21時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - aoiさん» いつもありがとうございます！！やっぱそのお話が人気ですね！これは最有力候補...これからも、純情不協和音をよろしくお願いします！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - bluestarさん» 占ツクでの連載はお待ちくださいm(*_ _)m (2019年8月30日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
aoi(プロフ) - いつも読ませて頂いてます！いま募集している内容のことなんですが、涼太くんと隼のストーリーが見たいです！純情不協和音も楽しみにしていますので、これからも頑張ってください！ (2019年8月29日 23時) (レス) id: 76f60be2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年8月21日 14時
