#１１６ ページ18
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『これ、着るの … ？』
通された控室には、予想してなかったような衣装が用意されていた。
3人が私より先に早速着替えて、一人ずつファッションショー。
龍友くんは、シースルーなオーバーサイズの黒シャツに黒のダメージジーンズ。
腰にはジャラッとシルバーのチェーンが3重に。
先の尖った革靴に、色付きのサングラス。
龍「とんでもなくガラの悪いあんちゃんになるんやないのか、これ … 」
涼太くんは、白のバンドカラーシャツに黒のベスト。
グレーのクロップドパンツを合わせて、龍友くんとは対照的なフォーマルな感じ。
靴もローカットブーツを合わせていて、カッコイイ。
涼「まぁ、いつもな感じ？」
玲於は、オーバーサイズの白いカッターシャツを大胆にも前を開けて、ゴールドのネックレスチェーンの2つ合わせている。
それに黒のカーゴパンツを合わせて、足元はラフに黒のスニーカー。
十字架のリングピアスが揺れれば、ライトに当たって光る。
玲「そんなPIERROTん時と衣装変わんねぇ」
みんなヘアメイクもしてもらって、最高にカッコイイ。
『なんか … いつもと違う印象でドキドキする … 』
龍「なんやそれ、それは俺じゃなくてこの2人に … 」
『龍友くんも入ってるから』
涼「よかったじゃん、たまにはそういうのもいいんじゃない？」
サングラスをしていて表情が良くわからなかったけど、龍友くんは「っるせ！」と照れてるように見える。
玲「今度はAの番じゃないの？」
メイクさんが手招きしていて、とうとうこの時間が来てしまった。
『 … 似合わなくても、笑わないでね？』
玲「大丈夫だって、亜嵐くんと隼が選んだ服なんだから絶対似合う」
玲於はAGEHAの衣装選定にだけは関わってないらしい。
自分が選んだら意味がないって、2人にお任せした結果がこれ。
『こんなフリフリ … 似合う自信ない … 』
涼「大丈夫だって！！ほらっ」
涼太くんに背中を押されて、メイクルームの中に押し込まれた私。
そこからは逃げることも出来ず、ただされるがままメイクや髪をセットしてもらって。
普段しないカラコンとか、つけまとか、ヘアアイロンでのアレンジ。
これが亜嵐と隼が選んでくれた私の印象？
鏡に映った自分を見るのが、怖い。
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夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！！これからもちょこちょこと頑張ります！ (2019年9月10日 7時) (
レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新頑張ってください！続きがある気になります！ (2019年9月9日 21時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - aoiさん» いつもありがとうございます！！やっぱそのお話が人気ですね！これは最有力候補...これからも、純情不協和音をよろしくお願いします！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - bluestarさん» 占ツクでの連載はお待ちくださいm(*_ _)m (2019年8月30日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
aoi(プロフ) - いつも読ませて頂いてます！いま募集している内容のことなんですが、涼太くんと隼のストーリーが見たいです！純情不協和音も楽しみにしていますので、これからも頑張ってください！ (2019年8月29日 23時) (レス) id: 76f60be2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年8月21日 14時
