#６７ -RYOTA side- ページ18
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結果。
リサさんに申し込んだ個人レッスンは承諾してもらい、早速Aに報告しようと駅に向かってると、こないだばったり会った亜嵐という人を見かけた。
しかも、年上らしき女の人とべったりくっついて。
まだそれは良いと思い、無視して先に進もうと一瞬目を離した隙に隣にいた女の人が変わって、アパレル店の中へ入っていった。
目を疑ったが僕の見間違いではなく、ちゃんとした現実。
明らかに距離感のおかしい2人は人目も気にせずにキスもしていた。
僕にはわからない価値観。
気にしたところで僕には関係ないことだ、と言い聞かせて、駅にまた足を進める。
もう駅もすぐそこなんて時に、玲於からメッセージが届く。
玲於A今日は亜嵐くんとレッスン
それを見るなり僕は来た道を引き返して、人の波に逆らいながら走った。
亜嵐って人と、Aが二人きりになる。
さっきのあれを見て、安心して「そうですか」なんて言えるわけない。
この前来たスタジオの受付の人に息も絶え絶え、噛みつくように問い詰める。
「ここに … 、高校性の、ベース持ったこのぐらいの身長の、女の子、来ませんでしたか … っ！」
店員「そ、それなら … さっき一番奥の部屋に … 」
部屋を聞くなり、お礼も言わずに駆け出す僕。
一番奥の部屋って、こないだ僕たちも入れてもらった部屋だ。
一度来たことあるだけあって迷わずに部屋まで辿り着き、愛しい背中を見つけた。
息を整えて、どうしようもない気持ちで彼女のことを後ろから抱きしめていた。
『りょ … た、くん？』
良かった、まだあの人はいないみたい …
この子は、僕が連れてじん帰る。
片寄家の人脈を辿れば、きっと彼女の先生になってくれる人がいるはずだ。
なんて甘い考えは、彼女を逆に傷付けてしまった。
『玲於が用意してくれたこのチャンスを、私はものにしたいっ！！』
Aは初めて僕に声を荒げて怒鳴った。
それだけで頭は混乱して、その場からいつの間にか逃げ出していて。
風を切る頬に流れる雫の存在に気付かないまま、ひたすら走って。
誰にも会いたくなくて、スタジオで待ってるであろう龍友くんに《行けない》と一言送る。
そのスマホの画面は、そのままある人へと電話を掛けていた。
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あ - 誤字多すぎわろた (2019年11月10日 14時) (
レス) id: 75e9093654 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - Runeさん» 玲於ちゃんもいいですよね…なんというか純粋なのにシャイで素直じゃない辺り、可愛いですよね！ (2019年8月11日 3時) (レス) id: 86c96ed31e (このIDを非表示/違反報告)
Rune(プロフ) - はじめまして。シリーズの最初から読ませていただきました。私としては、あえてのレオに傾いてほしいですね。引き続き楽しみにしております。 (2019年8月11日 1時) (レス) id: 15fbe3381a (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 理佐さん» 涼太くんいいですよねぇえええ！！！しかもあれであの家柄だからすっっっごくいいですよね！！笑 (2019年8月9日 13時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
理佐 - 涼太くんが良いなあああああああああと思います! (2019年8月9日 13時) (レス) id: 7801f240ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2018年11月8日 0時
