#５４ -Hyuga side- ページ5
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良「んで、なんか作戦はあんの？」
急遽招集されたSWORD地区のチーム。
リーダーはリングの様なステージに集まり、思い思いの場所に陣を取る。
ﾛｯｷｰ「まさか、蘭丸が出てくるとはな … 」
良「ロッキーちゃんは因縁の相手なんだっけか？」
ﾛｯｷｰ「さぁな、昔のことは忘れた」
――――――――――ｺﾌﾞﾗ「日向、お前はどうする」
コブラにそう問われた時、やっと感じていた重圧から解放された。
一人で背負わなくていい、俺らのことを助けてくれる人がいる。
ずっと一人で戦ってきた俺にとって、協定というものが足枷になるような気がしていた。
達磨一家は、群れることなく自分たちだけでこれかも生きていく。
そんな考えが、一人の女の存在で簡単に覆るなんて思ってもみなかった。
これも、Aと出会ったことで起こった変化の一つなんだ。
ソファーに深く腰掛け、煙管の煙もふぅと吹き出す。
紀「アイツはきっとDOUBTのクラブにいる」
ｺﾌﾞﾗ「根拠は？」
紀「蘭丸が新しいオモチャを見つけたんだ、傍に置いておいて観察でもしたいだろうよ」
今、Aが命の危険に晒されているかもしれないと考えただけで怒り狂ってしまいそうだが、今は冷静に状況を判断しなくては前と同じ結末になってしまう。
この話を大人しく聞いていた村山が痺れを切らしたのが、ステージの中央へ行き周りを見渡す。
良「俺さ、バカだから難しい話よくわかんねぇんだけどね … 要するに、DOUBTに行って捕まってる女の子助けに行けばいいんでしょ？」
しばしの沈黙。
ｺﾌﾞﾗ「 … そうだな」
ﾛｯｷｰ「バカが居て助かったな」
良「俺、間違ったこと言った？」
… A。
仲間って、いいもんだな。
「こっから先は�狠Ｋ瓩虜廚雖瓩犬磴佑Г� … 」
ソファ―から立ち上がり、落ちかけた法被を肩に掛け直す。
「��SWORDの祭り�瓩� … 始まりだ」
俺たちが頭でごちゃごちゃ考えるのは俺らには似合わねぇ。
守りたい門があるなら、頭で考えるより行動に起こした方がよっぽど俺ららしい。
その俺の言葉に応えるように、達磨の連中が叫ぶと同調して他のチームも雄叫びを上げる。
S「日向」
「あ？んだよ」
S「Aのこと、守ってやってくれ」
何気なく言われた言葉の裏には、こいつの覚悟が隠れていたことを俺はまだ知る由もなかった。
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夜天(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます！最後まで読んで頂きありがとうございました！日向ちゃんもいいですよねぇ...どのキャラも捨てがたい... (2020年7月18日 10時) (
レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白くて完結が少し寂しいです笑、達磨一家の日向の話をリクエスタしたいです！次回作も楽しみにしてます (2020年7月18日 0時) (レス) id: c9422fb7c8 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - みかんさん» 良かったら読んでみてください(*^^*)たくさんお話出来てうれしいですよ！ (2020年7月16日 20時) (レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 夜天さん» ほんとですか！？楽しみです！！いっぱいコメントしちゃってすいません(･･;) (2020年7月16日 18時) (レス) id: d4768f32ab (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - みかんさん» ですよね！！すでに青い鳥アプリの方でちょこっとプリレジェとのコラボ作品書いてたりするんで、それを長編にしようかと... (2020年7月16日 16時) (レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2020年2月26日 15時
