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#44 ‐HAYATO side‐ ページ44





どうも、未だに独身恋人なしの小森隼です。

ただいま絶賛モテ期到来です … !!









沙耶「ねぇ、ハヤトは私と遊ぶのー!」

沙希「ダメッ!私となの!」


小さいお姫様たちが僕の両手を引っ張って離そうとしてくれません。


「わかったから、3人で遊ぼ?」

「「やだ!!」」

「は、はい … わかりました … 」









あの美男美女から生まれてきた双子は、2人の良いところばっかりを取った超絶天使ちゃん。

実はもっと小さい頃に名前を伏せておむつだったりのベビー用品のCMに出ているほどの可愛さ。

その天使ちゃんたちは成長も、ずっと天使のまま。









そんな天使ちゃんたちのベビーシッターを任されました。

… 亜嵐くんと2人で。









沙希「ねぇ、アランはぁ … ?」


ほら、気付かれた。


沙耶「今日はこないの … ?」

「今日はねぇ … 多分来ないかなぁ … 」









亜嵐くんとは、片寄家のマンションの前で待ち合わせをしていた。

Aちゃんが涼太くんを迎えに行くから、どうしても子供たちを見ててほしいって。

ご両親はちょうど旅行中で不在、玲於は別件でNG、龍友さんも夜勤でNG。

そこまではいい、全然子供の面倒くらい見てあげる。

亜嵐くんだって「いいよ」って言ってたのにさ。









「彼女とデート入った」だって。









これは僕に対しての嫌味として取ってもいいですよよね!?

彼女ができない僕に対しての見せつけ!!

どうせその彼女とも遊んでるだけだろうけどさ、ほんと腹立つよ!!









「亜嵐くんなんてやめて僕にしときなって」


この子たちが大きくなった時の為に今の内から言い聞かせておかないと、いつか亜嵐くんの毒牙にこの天使たちがやられてしまわないか不安になる。









沙希「だったらレオの方がいい」

沙耶「そう、レオのがかっこいいよ」









… 子供の素直な言葉は、時にも刃物より鋭く切りつけてくる。









「小森さん … 立ち直れません … 」


2人の間に倒れ込んで、軽い身体を抱き寄せるとキャッキャッと高い声で笑う。









恋をしたい気持ちはある。

周りを見ていると、恋ってすごく自分を変えてくれそうな気がするから。

でも、その反面。

恋は自分の身を滅ばすかもしてないという二面性を持っている。









いつか現れるかな … 僕の運命の人も …



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設定タグ:GENERATIONS , 片寄涼太 , 佐野玲於   
作品ジャンル:恋愛
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夜天(プロフ) - こじゃるさん» ありがとうございます(^ω^) (2020年2月26日 17時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新頑張ってください。 (2020年2月25日 22時) (レス) id: 2442b06a12 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» お待たせしてしまって申し訳ございませんでした...これからもどうかよろしくお願いします!!! (2020年2月18日 14時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新待ってました。ありがとうござます! (2020年2月17日 21時) (レス) id: 2442b06a12 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 華凜さん» コメントありがとうございます!玲於ちゃんのお話は色々考えているので、投稿するまで待って頂ければ幸いです。 (2020年1月6日 19時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜天 | 作成日時:2019年10月18日 14時

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