#６ -MASAKI side- ページ6
.
「みんな寝ないでどうしたの？」
風呂上がりにタオルで髪を拭きながらリビングに行くと、もう夜中の1時も過ぎてるっていうのにまだみんな起きてた。
理由聞かなくたってわかるけど、これは一応聞いておかないとね。
決まり文句的な感じで。
和「�犧Ｅ扠瓩論簑个房蕕蕕覆�ゃ … ですよね」
ソファーに寝そべりながらゲームをしていたニノが、ボソッと呟いた一言が刺さる。
智「絶対なんかじゃない、必ずだよ」
その向かいのソファーで、釣り雑誌を眺めながらリーダーが呟く。
あの日のことを思い出すと、身体中が痛み出す記憶。
もう1年も前の傷なのに、残った跡は痛々しいほど身俺の体中に刻まれてる。
そのひとつに触れて、奥歯を噛み締める。
「強くなれたかな、俺たち … 」
翔「強いよ、俺たちは誰よりも」
ポンッと背中を押してくれた翔ちゃんは、悲しげに笑う。
潤「二度とあんな悲劇を起こさないように、今俺たちはここにいるんだろ」
資料に目を通してた松潤は、メガネを机に置いて顔を上げる。
この1年、無駄にしてきたわけじゃない。
厳しいトレーニングだってしてきた。
護衛に必要な情報も頭に入ってる。
大丈夫、俺が …
俺たちが2度も同じことを繰り返すわけないんだから。
「5人でいれば、最強だよね」
こんな薄っぺらい言葉しか出てこなかったけど、確かにそうだって俺は実感してるんだよ。
ニノも大野さんも、松潤も翔ちゃんも。
Aちゃんだって、世界中のみーんなが。
誰一人傷つくことなく任務を遂行する。
俺の言葉に、笑ってくれるみんな。
でも、どうしてもここに足りないモノを求めてしまう過去の記憶。
翔「1人で背負い込むな」
いつの間にか目の前にいた翔ちゃんが俺の肩をポンッと叩く。
「 … うん、ありがと」
俺のせいで …
俺がもっと強かったら …
あの時、もっとこうしてたら …
そう後悔するのはもうやめたんだ。
顔を上げて、いつもの自分を�牘蕕犬覘�
「そうだ、アイス食べよーっと！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 313人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜天(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます！�△發修譴覆蠅棒瀋蠅聾任泙辰討襪里如�近々続編出すかもです！ (2020年11月20日 19時) (
レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - つかささん» ありがとうございます！これからもドキドキさせちゃうので覚悟しててください！！笑 (2020年11月20日 19時) (レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして。Twitterの方でもフォローさせていただいてます。私は牢獄のお化け屋敷が好きなので、次回作は�△�いいなと思います。第二部も楽しみにしています。 (2020年11月20日 18時) (レス) id: 9ed625666a (このIDを非表示/違反報告)
つかさ(プロフ) - すっごく面白いです！！！5人に守ってもらう展開にすごくドキドキできます！第二部も楽しみです！応援しています！ (2020年11月20日 16時) (レス) id: 9731f00be7 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます！ (2018年8月10日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜天 | 作成日時：2018年8月9日 8時
