#４１ -MASAKI side- ページ41
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彼女の友達が言うには、彼氏とデートするって言って教室を出て行ったみたい。
そうなると、姿を消したのは彼氏と会う前か会った後 …
「彼氏に誘拐された … ？」
いやいや、彼女が選んだ人をそんなふうに思いたくない。
でも、そう思うしかないぐらい今の俺たちは焦ってた。
スマホは繋がらない、GPSも反応しない。
LURE特有の香りで追うにも、遠すぎるのか妨害されてるのか … 全く香りがしない。
防戦一方。
まるで試されてるみたいだった。
�犹笋髻�見つけてみて�瓩辰� …
守るって決めたんだ、何がなんでも。
俺たちがどうなっても、彼女は守る。
5人それぞれ飛び出していき、思い思いの場所をしらみっつぶしに探した。
スマホが震えるたびに彼女からの連絡だと思って見ても、みんなからの事務連絡だけ。
いつしか雨が降り出して、濡れるのも気にせずに走り回った。
そこで見つけた外れの廃墟ビル。
このままだと崩れてしまいそうなそのビルの階段を、導かれるように登って行った。
髪から滴る雫、肌に張り付いた服、階段を踏みしめるたびにギシギシなる建物。
上に上がると同時に濃くなってく嗅ぎなれた甘い香り。
俺が間違うはずがない、この香りを …
最上階に着いた瞬間、彼女の名前をポツリと呟く。
？「あ、やっと来ましたかぁ」
返事をしたのは彼女ではなく、男だった。
何にもない開けた部屋にポツリと置かれた装飾が豪華な椅子には、彼女が項垂れながら座っていた。
名前を叫んでも反応はなく、駆け寄ろうとすれば男に「これが見えませんか？」と彼女の首元にナイフを当てられる。
良く見れば彼女は両手両足を椅子に固定され、おかしいぐらい肌が青白くなってた。
「なにを、した … 」
？「何をしたって、見ればわかるでしょ？誘拐ですよ、誘拐」
「この際そんなのどうでもいい！！！！」
彼女に会えたのに、いつものように笑ってくれないその姿に最低最悪の状況が頭を過る。
「彼女に … 何をした … っ！」
？「もう、そんな怖い顔しないで。ちゃんと生きてますよ、ギリギリのところで」
そう言って男は彼女の白い顔に触れて、見せつけるように頬を舐めた。
？「早くしないと、死んちゃいますよ？」
その瞬間、男の瞳の色が真紅に染まった。
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夜天(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます！�△發修譴覆蠅棒瀋蠅聾任泙辰討襪里如�近々続編出すかもです！ (2020年11月20日 19時) (
レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - つかささん» ありがとうございます！これからもドキドキさせちゃうので覚悟しててください！！笑 (2020年11月20日 19時) (レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして。Twitterの方でもフォローさせていただいてます。私は牢獄のお化け屋敷が好きなので、次回作は�△�いいなと思います。第二部も楽しみにしています。 (2020年11月20日 18時) (レス) id: 9ed625666a (このIDを非表示/違反報告)
つかさ(プロフ) - すっごく面白いです！！！5人に守ってもらう展開にすごくドキドキできます！第二部も楽しみです！応援しています！ (2020年11月20日 16時) (レス) id: 9731f00be7 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます！ (2018年8月10日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2018年8月9日 8時
