#３３ ページ33
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初日の襲撃以来何事もなく、平和な日々を送れていた。
温泉にいっぱい入って、美味しい料理をいっぱい食べて、いっぱい笑って …
こんな日常を謳歌したのは、いつ振りだろう …
そんな楽しい旅行も最終日の夜。
疲れが溜まっていたのか、他の2人はまだ9時だというのに爆睡。
『平和ボケしそう … 』
私はというと、寝つけなくて窓辺で外を眺めながら缶ジュースを飲んでる。
怒涛のような日々を送っていたからこそ、こんなにも緩い時間が流れていると気持ちが悪く感じる。
非日常に身体も心も麻痺している証拠だ …
智｢あ、Aちゃん｣
外から帰ってきた大野さんが両手にスーパー袋いっぱいのビールをぶら下げながら、こっちに手を振っていた。
『そんな大量にどうしたんですか』
智｢売店閉まっちゃってさ、外に買い出しに行かせられちった｣
なんか、みんなと一緒にいないと落ち着かない。
『あの … そっち行ってもいいですか』
言葉はなくただ微笑んで頷いてくれた大野さんに甘えて、飲みかけの缶ジュースを持って彼らの部屋に向かう。
もらった鍵で中に入るとムワッと立ち込めるお酒の香り。
和｢あれ、大野さんより先にAちゃん来た｣
みんな乱れた浴衣は胸がはだけていて、下は今にもパンツが見えそう … というか見えてる。
顔を赤くして気持ちよく酔ってるのが見てわかる。
外から帰ってきた大野さんは机にガランッと音を立てながら袋を下ろし、速攻畳に寝そべった。
櫻井さんにポンポンと座布団を叩かれて座るのを催促され、大人しくそこに座り込む。
潤｢俺さ、ずーっと思ってたんだけど｣
完全に酔っぱらってる様子で松本さんが絡んできて、じーっと私のことを見つめてくる。
『な、なんですか … ？』
潤｢なんで俺らのこと敬語で苗字呼びなの？｣
『 … へ？』
雅｢あー、それ俺も気になってた｣
『そんなこと … ですか … 』
確かに初めて会った日から今までずーっと名前で呼んだことがない。
いや、でもそれは年上？だろうし、守ってもらう側の敬意というか …
『ダメ、ですかね … ？』
和｢信頼してんなら、名前で呼んでよ｣
『信頼 … ですか … 』
智｢頼られてるって感じ、もっと欲しい』
意外だった。
5人の方から私と距離を取ってると思っていたのに …
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夜天(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます！�△發修譴覆蠅棒瀋蠅聾任泙辰討襪里如�近々続編出すかもです！ (2020年11月20日 19時) (
レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - つかささん» ありがとうございます！これからもドキドキさせちゃうので覚悟しててください！！笑 (2020年11月20日 19時) (レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして。Twitterの方でもフォローさせていただいてます。私は牢獄のお化け屋敷が好きなので、次回作は�△�いいなと思います。第二部も楽しみにしています。 (2020年11月20日 18時) (レス) id: 9ed625666a (このIDを非表示/違反報告)
つかさ(プロフ) - すっごく面白いです！！！5人に守ってもらう展開にすごくドキドキできます！第二部も楽しみです！応援しています！ (2020年11月20日 16時) (レス) id: 9731f00be7 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます！ (2018年8月10日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2018年8月9日 8時
