#２７ -＿＿＿ side- ページ27
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｢新しいLUREちゃん発見したんだぁ、アイツら｣
アイツら5人の新しい姫の写真を指で摘んで掲げてみる。
｢可愛いじゃん … ｣
そして何より …
｢美味しそう｣
味を考えただけで目は赤く光り、口の中はだ液でいっぱいに。
どうやって食べてやろうかな。
白い肌に舌を這わせてたっぷり楽しんでから美味しく血を頂く？
それとも、バラバラにしてから静かに血を頂く？
そんで、それにも飽きたら …
肉を喰らう。
｢あははははははっ、最っ高！！｣
夕暮れ時、何も無い廃墟ビルに響く俺の笑い声。
摘んでいた写真をもう片方の手の指でも摘んで、力を入れて左右に引き裂く。
｢手に入れたって、無駄だよ｣
ぜーんぶ、また俺が奪ってあげる。
あの子の時みたいに、お前らは何も出来なくて泣き叫ぶだけ。
今回は厳重に護衛してるみたいだけど、そんなの無意味。
奪うのなんて、一瞬なんだから。
｢くくく … っ、さぁどうしてやろうなぁ … ｣
手を離すと、ヒラヒラと舞い落ちる2枚の紙切れ。
これからのことを考えただけで楽しくて笑いが止まらない。
手で口元を抑えても漏れる声。
ダメだと押し殺しても止まらない高揚感。
そして、とめどなく溢れてくる食欲。
空腹でご機嫌斜めになりかけていた時、LUREには劣るが甘い香りがして外を覗くと、ちょうど女性が一人でこのビルの前を通っていて。
｢ … あ、ラッキー｣
一瞬で仕留めて、声を上げる隙さえ与えない。
さっきまで女性だったものは、もう肉片に変わり果て、俺の胃袋へと収まっていく。
でも、こんなんじゃ満足しない。
床に落ちていた2枚に裂かれた写真は。女性の血の海に沈んで赤く染まっていた。
｢LUREの血肉に勝るものなんてこの世にない … ｣
生物は美味しいモノの味を知ってしまうと、それを学習してまた同じモノを求めてしまう。
それと同じ。
｢ … 君はどんな味なのかな｣
血に染まった写真を拾い上げて、そこから滴る血を口を開いて受け止める。
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夜天(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます！�△發修譴覆蠅棒瀋蠅聾任泙辰討襪里如�近々続編出すかもです！ (2020年11月20日 19時) (
レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - つかささん» ありがとうございます！これからもドキドキさせちゃうので覚悟しててください！！笑 (2020年11月20日 19時) (レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして。Twitterの方でもフォローさせていただいてます。私は牢獄のお化け屋敷が好きなので、次回作は�△�いいなと思います。第二部も楽しみにしています。 (2020年11月20日 18時) (レス) id: 9ed625666a (このIDを非表示/違反報告)
つかさ(プロフ) - すっごく面白いです！！！5人に守ってもらう展開にすごくドキドキできます！第二部も楽しみです！応援しています！ (2020年11月20日 16時) (レス) id: 9731f00be7 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます！ (2018年8月10日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2018年8月9日 8時
