#１７ ページ17
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和｢おいこら、俺らの姫に何してくれちゃってんの｣
雅｢盛るするなら、他を当たってください｣
振り返ると、見慣れた大鎌を持ってる二宮さんと相葉さんの姿。
2人のおかげで私を襲ってきたヴァンパイアの首は無くなり、身体も灰になって消えていく。
その奥に見える2人の姿は、さっきまで痴話げんかしていたとは思えないほどかっこよく見えて。
いや、カッコイイなんて言葉じゃ足りないかもしれない。
咄嗟にギュッと2人に飛び付いて抱きしめる。
彼らは持っていた鎌を手放すとそれは消えていき、お互い空いた手で私を抱きしめ返してくれた。
『帰ろ … みんなきっと心配してる … 』
この人たちと過ごした1か月。
お世辞にもいいことなんて一つもなかった。
普通の生活は消え、気を抜くとヴァンパイアに襲われる日々。
それでも …
私には心強い味方ができた。
この目の前で笑っててくれる天使たちのおかげでまともに生活できる。
誕生日の日に助けにきてくれなかったら、私はあの時死んでてもおかしくなかったのに。
今こうしていられるのは全部、みんなのおかげだよ …
雅｢俺お腹ペコペコ｣
和｢俺も腹減ったー｣
『松本さんのご飯、美味しいもんね』
こんな他愛もない会話も、心地よいものに変わっていた。
6人肩を並べて歩くようになった私たち。
家族でも友達でもない、護衛とその対象ってだけの関係。
和「そんなに見つめられても、何も出てこないよ」
『え … い、や … 』
和「もしかして、俺たちに惚れちゃった … ？」
『確かに好きですけど … 友達としての�犢イ��瓩任垢茵�』
好きと言ってもその意味は��LIKE�瓩如�
決して��LOVE�瓩琉嫐�ではない。
それに、5人を一気に好きになるなんてこと …
雅「ならよかった、俺ら護衛対象との恋愛禁止されてるからさ」
『そう、なんですか … ？』
雅「私的な感情で判断を間違えると、命取りになる場合もあるから … さ … 」
急に口ごもる彼の語る言葉。
まるで経験したことのあるような、そんな感じ。
彼らの過去なんて聞いたことなかったけど、私の他にもLUREは居るはず。
5人が元々は違う人に付いていたことだって大いに考えられる。
和「はい、この会話はここまで」
深く考えすぎていた私は、二宮さんの言葉で我に返る。
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夜天(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます！�△發修譴覆蠅棒瀋蠅聾任泙辰討襪里如�近々続編出すかもです！ (2020年11月20日 19時) (
レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - つかささん» ありがとうございます！これからもドキドキさせちゃうので覚悟しててください！！笑 (2020年11月20日 19時) (レス) id: 29584efb35 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして。Twitterの方でもフォローさせていただいてます。私は牢獄のお化け屋敷が好きなので、次回作は�△�いいなと思います。第二部も楽しみにしています。 (2020年11月20日 18時) (レス) id: 9ed625666a (このIDを非表示/違反報告)
つかさ(プロフ) - すっごく面白いです！！！5人に守ってもらう展開にすごくドキドキできます！第二部も楽しみです！応援しています！ (2020年11月20日 16時) (レス) id: 9731f00be7 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます！ (2018年8月10日 7時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2018年8月9日 8時
