No.26 ページ28
人数と武器、十分な通信手段を持つ彼らを前に、俺たちはなす術がなかった。
(細波さんの命が危ないのに、俺たちは何も出来ないのか………！！)
すると、赤井さんが車を路肩に停めた。
赤「ボウヤ、ジンと彼女はどんな関係か分かったか？
場合によっては、追跡を終了しようと思っているんだが…。」
(まさか赤井さん、彼女の救出を諦めるのか……？)
赤井さんが何故そんな考えを思いついたのか考えながら、自分の推理を赤井さんに伝える。
『……盗聴した音声からの推測だけど、多分2人は前にも会ってる。
それに、ジンは彼女のことを自分の女って言ってた。
彼女がジンを覚えてるかは分からないけど、ジンは彼女を知っているみたいだよ。』
赤「ほぅ……その情報が本当なら、ボウヤの言った通り、2人は面識があるな。
今日のところは、追跡を終了しても大丈夫かもしれん。」
『追跡をやめても大丈夫なの？
細波さんが連れ去られてるのに…！』
俺がそう言うと、赤井さんは苦い顔をした。
赤「勿論、彼女が負傷する可能性もゼロではないが、ジンが初対面で殺さなかった人間は、ジンに目をつけられている可能性が高い。
彼は早々に彼女を殺したりはせんだろう。
それに、今追跡するには装備が足りん。
俺の変装も完璧ではないし、何より武器がない。
俺のライフルも、別件で故障してしまってな。」
(彼女のことは不安だけど、ここは諦めるしかないか……)
赤井さんも悔しそうだ。
はぁ…と一つため息をついた赤井さんは車をUターンさせて、俺の家に向かった。
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mf12mfc(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (9月27日 0時) (
レス) id: 77539e2974 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白かったです！ (6月1日 1時) (レス) @page50 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
ラビィ(プロフ) - ゆさん» まだまだ皆様の想像とは誤差が生じているかもしれませんので、これからなるべく原作のジンを目指して書いていこうと思います！頑張ります！ (5月28日 22時) (レス) id: 339bc50a01 (このIDを非表示/違反報告)
ラビィ(プロフ) - かるぴんさん» ありがとうございます！更新のペースを落とさないよう、努力します！ (5月28日 22時) (レス) id: 339bc50a01 (このIDを非表示/違反報告)
ラビィ(プロフ) - ひめちゃまさん» ありがとうございます！より素敵な物語を書けるよう頑張ります！ (5月28日 22時) (レス) id: 339bc50a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラビィ | 作成日時：2023年5月7日 17時
