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有岡side
今日は問題の横浜アリーナでのLIVEの日。
Aは不安そうでソワソワしてるから
LIVEが始まるギリギリまでだっこしてやれば
落ち着いてきたみたいでLIVEが始まる時には
笑顔でいられた。
それなのにJUMPing CARを歌ってる時に
Aが途中立ち止まってしまった。
俺は思わずマイクを通して名前を呼んで
迎えに行けばアンチファンの団扇を見てるA。
手を引いてそのまま元に戻せば笑顔で乗りきってた。
それなのにBESTコーナーが終わって裏にはけると
裏で大号泣のA。セブンのみんなが
出番までそばに居てくれてたみたいだけど泣き止まない。
俺はすぐに駆け寄った。
有岡「A、辛いな。
でもあんなの気にしなくていい。
Hey! Say! JUMPにはお前が必要だから。」
A「ぐす、、だいちゃん、、ぎゅーして、、ぐす、、」
有岡「いいよ。今は泣きやもうな。
お前の笑顔、みんな待ってるんだから。」
初めてAからぎゅーしてと言われた。
初めて求められて嬉しかったし
俺で落ち着けるならいくらでもしてあげたかった。
だっこしてぎゅっとしてやればすぐに落ち着いていくA。
メイクさんも急いで来てくれて
俺の膝に乗ったままメイクを直してもらって
着替えるとまた笑顔でステージに戻って行った。
高木「A、どうした？」
有岡「アンチファンからの団扇見たんだよ。」
高木「そうだったんだ。有岡くんだと落ち着くんだな。笑」
隣で着替えてる高木にそう言われると
少し照れた。だって俺だと、、なんだよ？笑
嬉しくて照れるよな、、。笑
それからもLIVEは続いていく。
気にかけながら過ごしてLIVEは終わった。
Aが先にはけてその後を追うとすぐに
泣き崩れるA。
A「うぅ、、うわぁああん！！」
有岡「うん、よく頑張った。
ここじゃあれだからおいで。」
Aは大声を上げて泣くもんだから
俺はすぐに駆け寄って声をかけながら
だっこして楽屋へ連れていった。
有岡「ほら、もう楽屋だよ。大丈夫だから。」
知念「ねぇ、、ずっと泣いてるけどどうしたの。」
山田「BESTコーナーの時も泣き止まなかったし、、」
有岡「団扇だよ。アンチの。
俺らに見られないようにAにだけ
見えるようにしてたから。」
知念「そうだったんだ。気づかなくてごめんね。」
知念や山田が話しかけてきた。
その後ろには裕翔や圭人もいた。
セブンたちはアンチファンの団扇のこと知らなかったから
そういえば悲しそうに謝ってた。
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作者名：桜音 | 作成日時：2024年4月14日 17時
