∞人目の始末屋

いつもの風景 ページ26

TOPPO(安田)side







目を覚ましたら、いつもと変わらない天井




いつものベッド







そうや、僕・・・殺されかかったんや・・・




ALICEが助けてくれた





ALICEがおらんかったら死んでた







お礼・・・言わないと・・・









ｶﾞﾁｬ









村「おー！！起きたかぁ」









安「・・・うん」ﾋｮｺ









横「足、痛むか？」









安「大丈夫〜」









丸「もうALICE〜〜〜！ちゃんと床は端っこまで拭かなあかんってぇ」









A「・・・・・」ﾌｷﾌｷ









丸「ああっもう、そこはもうやったってぇ〜」









村「めっちゃ楽しそうやん(笑)」









安「あ、あの・・・ALICE」









A「・・・・・・」









ﾃｸﾃｸﾃｸ









安「あのなALICE、助けてくれｔ・・・」









ｶﾞﾂｯ ｶﾞﾂｯ









安「ちょっ！何で足にモップ当てるんっ」









横「多分そこ拭いてたからな(笑)」









丸「綺麗にしたんだから踏むなって事ですわぁ(笑)」









ｶﾞﾂｯ ｶﾞｯｶﾞｯ









安「分かったからっ！！当てんといてっ！！」









A「・・・・・」









安「・・・もうっ！！・・・あんな？助けてくれてありがとう」ﾍﾟｺｯ









A「・・・・・」ｺｸﾝ









安「ALICEおらんかったら僕もうこの世におらんかったわ」









A「・・・・・服貸してくれたから」









安「それはもう新しいの買ってくれたやんか」









A「貴方は服が好きでしょう？」




A「大切な物を、知らない女に貸すのは嫌でしょう？」









安「・・・うん、まぁ・・・」









A「・・・でも貸してくれたから」









すっごく律儀・・・？









A「始末屋をやるんなら、もう少し鍛えた方がいい」









安「・・・・はい」









村「ちゃんと皮肉は忘れへんのやな(笑)」

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