∞人目の始末屋１１〜さよなら、愛しのころし屋編

ぞろぞろ ページ33

JACKY(村上)side



CLUB∞にALICEがおるのは、何か不思議な感じで




目を覚ました時とはまた違って




ほんまにALICEが帰ってきたって実感があった





安「ALICE！見て見て！」ｶﾀｯ




A「・・・・・・・」




安「ALICEがいない間になぁ、いーっぱい新作ゲーム出てん！」




安「ALICEとやろうと思ってぇ、まだ手付けてないんやけどっ！」




A「・・・・・・・」




安「どれからやる〜？」ﾆｺｯ





カウンターに座るALICEの前に




ゲームのソフトがいっぱい並べられる






横「･･･ALICE」ｽﾀｽﾀ





横「そこに雑貨屋出来てな、クマグッズ売ってたからあげるわ」ｺﾄｯ





A「・・・・・・・」





渋「ALICE」ｽﾀｽﾀ




A「・・・・・・・」





渋「お前今銃ないやろ？これ使え」ｺﾄｯ





渋「ちゃんとメンテナンスしてあるし、お前好みのはずや」ﾆｯ





A「・・・・・・・」





丸「ALICE〜！」ｽﾀｽﾀ




丸「ALICEにな、またお面あげようと思うねんけどさ」




丸「何色にする〜？」ﾆｺｯ





A「・・・・・・・」





亮「ALICE！ALICE！」ｽﾀｽﾀ




亮「お前いない間にな、俺ちょっと鍛えてん！」





A「・・・・・・・」





亮「ちょっと、型見てくれへん！？」ﾆｯ






A「・・・・・・・」






大「･･･ALICE〜？」ｽﾀｽﾀ




大「今日指マッサージするの何の香りのハンドクリームがええ？」





A「・・・・・・・」





大「先に鞄から出しとくからさ」





安「ちょっと今僕が話してるやん！」




丸「僕やってALICEと話したいし」




村「・・・・・・・」




亮「それより俺が先やろ！？」




亮「今こいつ戦えへんから、いざとなったら俺が行かなあかんし！」




大「そんな事よりマッサージの方が大事や」




横「･･･クマグッズ嬉しいか？」





A「・・・・・・・」





渋「銃ちょっと見てくれ、あかんかったら別のもあるし」





安「だから僕が一番に話しかけたんやって!!」




大「もう！そんな事よりハンドクリームやって！」




丸「いや！お面の色も重要でしょー！？」




亮「あ！？俺の方が重要やって言ってるやんけ!」




大「もうええって！！」




亮「何でや!!!」





村「あぁぁああああ!!!」





大「・・・・・っ！」ﾋﾞｸｯ





横「うるさっ」




村「うるいさのはお前らや!!!」

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