∞人目の始末屋６〜始末屋潰し編

塊 ページ34

GUM(丸山)side



ﾀﾀﾀﾀｯ





曲がり角を曲がると




ALICEは廊下の真ん中あたりで




ボーッと立ちながら、何を見つめてた








丸「・・・ALICE？」







ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂ･･･







丸「ALICE、どうしたん？」







A「・・・・・・」ｼﾞｨｰ






亮「GUM」ﾀﾀﾀｯ






丸「ACE」






亮「あいつ何してんねん」







丸「・・・分からへん」








亮「ALICE、お前急に走り出すのやめろや」ﾀﾀﾀｯ







A「・・・・・・・」ｼﾞｨｰ







亮「・・・・・・・」









ACEの動きも止まった








丸「・・・・・・」ｽﾀｽﾀｽﾀ








２人の見つめる先に、何か塊が見えた







丸「・・・嘘やろ？」







･･･見覚えのある靴





少し大きな手は、血に赤く染まって





綺麗な顔は、真っ白やった








丸「・・・JOHNNY？」







A「・・・・・」ｼﾞｨｰ







ALICEはただ、無言でJOHNNYを見つめてた








ﾀﾀﾀﾀﾀｯ







安「・・・ちょっと、こんなとこで何しt・・・」







丸「・・・・・・・」








安「・・・嘘やん、･･･JOHNNY!!!!」ｸﾞｲｯ






横「何や？」ﾀﾀﾀｯ







渋「・・・嘘やろ・・・」







安「JOHNNY!!!」ﾕｻﾕｻ






村「JOHNNY!!!しっかりせぇ!!!」ｸﾞｲｯ







丸「・・・嫌や」







亮「・・・死んで、へんよな？」







・・・怖くて、触れへん





もう、冷たくなってたら





目の前のJOHNNYが死んでるなんて受け入れられへん






A「・・・大丈夫」







丸「・・・・・・」







A「・・・まだ、生きてる」ｽｯ







ALICEはJOHNNYの首筋に手を添えた








A「・・・脈もある、でもすぐに病院に連れて行かないと」







丸「ACE、運ぼう！」ｸﾞｲｯ







亮「おん！」ｸﾞｲｯ







横「・・・・・・」








渋「MAC、お前のせいやない」







A「・・・少し、血が出すぎた」






横「・・・・・・・」







A「MAC、しっかりして」







横「・・・・・・・」








A「MAC!!!!!」







横「・・・・・・・・」ﾋﾞｸｯ







A「・・・しっかりして」








横「・・・ここから出て、すぐに病院に行くぞ」







安「道は？」







横「大丈夫や、把握してる ついて来てくれ」ｽﾀｽﾀｽﾀ

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