∞人目の始末屋６〜始末屋潰し編

大丈夫 ページ22

GUM(丸山)side





大「ALICE!!!」ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ






扉の反対側から、声が聞こえる






A「・・・そちらの方が出口に近い」





A「先に逃げて」







亮「お前はどうすんねん!!!」ｶﾞｼｬﾝ







A「・・・城崎を探して、もう２度と近づかないように約束させる」







横「そんなもんは、別の日でもええ!!」





横「坂巻は死んだ、別の日でもこちらが勝てる!!!」







安「ALICE!!!もう火が回ってる!!もう建物も崩れ始めるで!!」







A「・・・すぐに戻る」







大「ALICE!!あかん!!」ｶﾞｼｬﾝ







丸「・・・・・・」







A「・・・大丈夫」








・・・ALICEが車で連れ去られた日





あの時も、ALICEは大丈夫やって言うた







丸「・・・ALICE」







A「・・・・・・・」








丸「・・・大丈夫なんかやない!!!」







丸「一人で大丈夫なんかやないねん!!」







丸「ALICEがいないと心配やねん!!!」







A「・・・・・・・・」









丸「傍におって、ちゃんと元気やないと･･･大丈夫なんて言葉だけじゃ嫌や!!!」







大「・・・・・・・」








丸「もう、・・・もうあんな思いは嫌やって!!!」ｶﾞｼｬﾝ！







A「・・・・貴方は、みんなを守って」







丸「みんなも守るけど、ALICEも守る!!!」







丸「僕はそう決めたんです!!!」







丸「・・・一緒じゃなきゃ、外に出ないですから!!!」








村「・・・そうやで、ALICE」






村「お前置いて、外出るなんて選択肢ないからな」







渋「これ以上、情けない男になりたくないしな」







横「分かれて、ALICE探すぞ」






大「うん」







横「通れない道も多い、回り道すればALICEの方へ行けるはずや」







安「了解！」








ｽﾀｽﾀｽﾀ









横「１５分後にここで待ち合わs････」







ピ「・・・・・・・」ｶﾁｬ







後ろには、ピエロがおった







渋「・・・まだおったんか」







亮「しかも、今度はピストル付きか」






村「時間ないで」







大「ARSENAL」ｶﾁｬ






横「一気に行くぞ」







安「分かった！！」







走り出すと、扉の反対側から







城「女始末屋、俺を探してるんだろ？」








城崎の声が聞こえた








丸「向こうに城崎が来た!!!」ﾌﾞﾝｯ







横「それはある意味ラッキーやな!!!」ﾊﾞｷｯ

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