∞人目の始末屋４

さよなら始末屋 ページ7

JOHNNY(大倉)side








ｻﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ





安「うわっ！さっきより酷なってるやんかぁ」





村「ほんまやなぁ」






大「ALICE、傘ちゃんと差して」







A「・・・・・・」ﾊﾞｻｯ







丸「はよ帰りましょっ」








ﾊﾟｼｬ ﾊﾟｼｬ









ｻﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ









安「・・・ねぇ、店の前誰かおるんやけど」









渋「・・・この前の男か？」









大「・・・ALICE、一応俺の後ろ隠れとって」ｸﾞｲｯ








A「・・・・・・・」








亮「・・・・女の子？２人おるで」








小学生ぐらいの女の子２人



こちら側をジーーーっと見てる









ｻﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ








ﾁｬﾎﾟﾝ ﾁｬﾌﾟﾝ









ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ








丸「どちら様ですか〜？こんな時間にどうしたんでしょ？」








村「お母さんと一緒ちゃうんか？」









よう、見たら・・・双子？









女の子１「・・・お姉さま、帰ってきてください」









・・・・この子達も・・・東道家？









女の子２「・・・お姉さまがいないと、困るんです」







俺の後ろに隠れとったALICEの体が、少し反応したように思った







女の子１「お姉さま、覚えてるでしょう？環奈と安奈です」







A「・・・・・」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ








大「ALICE」







A「・・・何しに来たの？」









安奈「お姉さまを迎えに来ました」








環奈「お姉さま、戻ってきてください」









横「この前の男に頼まれたんか？」








村「ALICEは戻らへん、もう家帰りや」








安奈「・・・私達を見捨てるんですか？」








環奈「・・・私達も殺すの？」








安奈「お姉さまは殺し屋でしょう？」








大「ALICEまともに聞いたらあかん」







環奈「もう仲間を殺しちゃったんだから」






安奈「もう手遅れ」






環奈「普通になんて戻れないよ、お姉さま」







安奈「始末屋とのお遊びはもう終わり」







環奈「私達を守れるのはお姉さまだけ」








A「・・・・・」








安「・・・・ALICE、店入ろ」







最悪やん・・・



あの男、ALICEの優しさに付け込んで



手出ししにくい、子供を寄越したってわけや

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