第七話 ページ8
ヴァンジャンス「今回の試験は私が仕切らせてもらうよ」
受験生「おおっ―――」
受験生「現最強魔法騎士団『金色の夜明け』団団長・ウィリアム・ヴァンジャンス」
顔半分も覆う仮面をかぶった男性、ヴァンジャンスが出てくると一層に受験生たちは歓声を上げる。
受験生「この間の戦も敵の大将首とったんだってよ」
受験生「団員達からの信頼も厚いそうだ」
受験生「次の魔法帝、最有力候補だ―――！！」
受験生「あ〜〜〜『金色の夜明け』団に入れたらなァ〜」
受験生「バーカ『金色の夜明け』団に入れるのは貴族のエリートだけだよ」
ヴァンジャンスは自分の魔導書を開く。
ヴァンジャンス「”魔樹降臨”」
受験生「……え…」
ヴァンジャンスが魔法を使うと空から無数の木の枝が現れる。
その圧倒的な光景に受験生たちは固まった。
受験生「なァア―――」
そして枝は形を変え、箒になり受験生達に渡していく。
フィンラル「ハハハ、やっぱすげーわ」
フィンラルも驚きで思わず声が出る。
木の枝は受験生達に箒を配り終えると、空間へ消えていった。
『・・・』
ヴァ「それではこれより魔法騎士入団試験を始める…！」
ヤミ「おーわりぃな」
すでに他の団の団長がいるバルコニーに着くと、ヤミは全然悪びれる様子もなく用意されている椅子に座る。
リル「Aさん、お久しぶり〜」
『・・・』ﾍﾟｺ
リル「あ、ねー見てみて！ヤミ団長の真似ー！」
『・・・」
リル「ねぇ、友達になろうよ！」
『・・・』ｺｸ
リル「やった！」
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こーひー(プロフ) - 失礼します！面白い作品で大好きです。あと少し気になったことが...暴力罪という物ですが、暴力罪という物は存在しないと思います....正しくは暴行罪では...?余計なお世話でしたらすみません... (2022年8月30日 17時) (
レス) id: da21190636 (このIDを非表示/違反報告)
しの - この作品好きかも、これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2021年11月29日 20時) (レス) @page15 id: 7c50de91a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年11月22日 21時
