第四十三話 ページ44
ﾊﾞﾈｯｻ「アラ驚いた？王族や貴族は毛嫌いして近寄らないものね」
『私もたまにしか来ないけど、結構掘り出し物が多いのよね』
ﾊﾞﾈｯｻ「そうそう、アナタ魔力のコントロールまだ出来てないでしょ？出来るようになったのはその場に留めておける魔法だけ…」
ﾉｴﾙ「…そ…そうだけど何か？」
『ここにはね魔力を抑えるアイテムもあるの』
ﾊﾞﾈｯｻ「相性のいいアイテムを見つけて魔力を調整すれば、コントロールできるようになるかもしれないわね」
ﾉｴﾙ「……！」
『一緒に見てあげますよ、ノエルさん』
ﾉｴﾙ「ありがとう、Aさん…」
当たりを物色していたアスタは、とある一角がにぎわっていることに気が付く。
ｱｽﾀ「んお？あそこすげー賑わってるな」
ﾊﾞﾈｯｻ「あそこは賭博場よ。あなた達にはまだ少し早いわね。素人はほどほどにしとかないと身を滅ぼすわよ」
ﾏｸﾞﾅ「っしゃァァアア―――どんと来ォオオい」
ｱｽﾀ「(知ってる人いたァ―――)」
『マグナさん…凝りないですね』
賭博場にはマグナの姿があり、頭を抱えるA。
マグナは見なかったことにして、魔道具を物色するA達。
ﾊﾞﾈｯｻ「コレなんかどうかしら」
ﾉｴﾙ「うーん、見た目が」
『これは？』
ﾉｴﾙ「あ、いいかも…」
？「―――おやおや、こんな場所に…どうしたんだい？」
突然話しかけられ、声の方を見るとセッケがいた。
ｾｯｹ「ここは貴方方のような美しいレディーが来る場所じゃない。道に迷ったのかな？魔法騎士団のエリートのこのオレが外に案内してあげましょう」
ﾉｴﾙ「失せなさい、羽虫」
『というか…あなたどこかで』
ｾｯｹ「おお、アナタのような綺麗な方にお会いしたことがあるなんて光栄です。私が覚えていないとはなんて罪なのでしょう」
セッケの言葉にドン引きな一同。
Aはどこで見たかなと思考を巡らせている。
ｱｽﾀ「オーイ、こんなオモシロイアイテムがあったぞ―――！！」
ﾉｴﾙ「あなたまさかそれ買ってないでしょーね」
ｾｯｹ「ん？」
アスタの顔を見て、真っ青になるセッケ。
ｾｯｹ「(な！！？コ…コイツは―――)」
ｱｽﾀ「あれ？オマエは―――…フッハ！」
ｾｯｹ「セッケだ！」
『あぁ、思い出したわ。アスタさんと一対一で負けた子ね。」
ｾｯｹ「グサッ」
ﾉｴﾙ「(以外に辛辣なのねAさん…)』
ｾｯｹ「(でも嬉しい、無口なAさんが喋ってくれてる)」
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こーひー(プロフ) - 失礼します！面白い作品で大好きです。あと少し気になったことが...暴力罪という物ですが、暴力罪という物は存在しないと思います....正しくは暴行罪では...?余計なお世話でしたらすみません... (2022年8月30日 17時) (
レス) id: da21190636 (このIDを非表示/違反報告)
しの - この作品好きかも、これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2021年11月29日 20時) (レス) @page15 id: 7c50de91a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年11月22日 21時
